◆骨粗しょう症検診を受けてみませんか(健康推進係)
◇骨粗しょう症をご存じですか?
骨粗しょう症とは、骨の量(骨量)が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。
日本には約1000万人の患者さんがいるといわれていて、高齢化に伴ってその数は増加傾向にあります。
◇症状
骨粗しょう症になっても、痛みはないのが普通です。
しかし、転ぶなどのちょっとしたはずみで骨折しやすくなります。
骨折しやすい部位は、背骨、手首の骨、太ももの付け根の骨などで、骨折が生じると、その部分が痛くなり動けなくなります。また、背中や腰が痛くなった後に、丸くなったり身長が縮んだりします。
◇なぜ、骨が弱くなるの?
からだの中の骨は生きています。同じように見えても、新たに作られること(骨形成)と溶かして壊されること(骨吸収)を繰り返しています。
骨粗しょう症は、このバランスが崩れることで起こり、骨がスカスカになっていきます。骨粗しょう症は女性(特に閉経後の女性)に多くみられ、女性ホルモンの減少や老化と関わりが深いと考えられています。女性は50歳ごろから発症しやすくなり、80歳になると半数以上の人が骨粗しょう症であるといわれ、男性は70歳を過ぎると目立ってきます。
最近ではダイエットをしている若い人が増えていますが、骨が作られる年代に栄養不足やカルシウム不足の生活をしていると、さらに早く骨粗しょう症を招くことになります。
◇予防するためには
骨粗しょう症は予防が大切!
以下のことに気を付けて生活しましょう。
・たんぱく質をとりましょう(魚・貝・肉・卵・大豆製品など)
・転ばないように注意しましょう
・カルシウムを十分にとりましょう
・禁煙し、アルコールは控えめにしましょう
・ビタミンD、ビタミンK、リン、マグネシウムをとりましょう
・運動や日光浴をしましょう
骨量は若い時が最大!
その後加齢によって減ってしまう一方なので、早くからの予防が重要となります。
◇検診で骨量チェックを
町では以下のとおり骨粗しょう症検診を実施しています。
この機会に骨量チェックしてみませんか?
検診期間:通年実施
対象者:町民の方で、18歳以上の女性または30歳以上の男性
*ただし、すでに骨粗しょう症治療中の方や妊娠中の方は対象となりません
*国保病院では50歳以上の女性・60歳以上の男性にお勧めしています
内容:腕の骨量検査(前腕のレントゲン撮影)
実施場所:国保病院 【電話】66・2031
*直接病院にお申し込みください
料金:
・69歳以下/900円
・70歳以上/200円
◆後期高齢者医療制度のお知らせ 高額介護合算療養費について(国保医療係)
◇高額介護合算療養費とは
世帯で1年間(8月1日~翌年7月31日)の医療費と介護サービス費の両方の自己負担額を合算して、基準額(世帯の限度額)を超えた場合には、申請によってその超えた額が支給されます。
支給対象となる方には毎年3月から4月頃に申請のお知らせをお送りします。
・医療費、または介護サービス費の自己負担額のいずれかが0円の場合は対象となりません。
・基準額を超える額が500円以下の場合は、支給の対象となりません。
・新たに後期高齢者医療制度に加入された方、北海道外から転入された方など、申請のお知らせをお送りできない場合があります。
◇令和5年度分計算期間
令和5年8月1日~令和6年7月31日
◇基準額表
※1 世帯全員が住民税非課税で区分1.に該当しない方
※2 世帯全員が住民税非課税であり、世帯全員の所得が0円(公的年金控除は80万円を適用。給与所得がある場合、その金額から10万円を控除)、または老齢福祉年金を受給している方
問い合わせ:保健福祉課(トリムセンター内)
【電話】66・1311【FAX】66・1818
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