←分類番号(本の種類を示す番号)
←図書記号(著者の名前の頭文字など)
←巻冊番号(シリーズの発行順)
図書館や図書室の貸出用資料に、上記イラスト(本紙参照)のようなラベルが貼られているのをご存知でしょうか?
この「背ラベル」に書かれている情報は、本の置き場所を示す“住所”のようなもので、たくさんの資料を管理するうえで実はとても大切な情報です。
公民館図書室では3段ラベルを使用していて、上段には本の種類を示す「分類番号」、中段には著者の名前の最初の2文字(「図書記号」といい、図書館によっては本のタイトルの最初の文字が書かれてあります)、下段にはシリーズの番号を示す「巻冊番号」を記しています。
資料の分類は、「日本十進分類法」という統一の分類方法があり、全国の多くの図書館や図書室がこの方法にならっています。ただ、利便性などを考慮し、独自の分類を用いることもできます。公民館図書室では、背ラベルの例外として「絵本」の分類記号を「E」とし、「日本の絵本」「季節の絵本」など種別ごとにラベルの色を分ける方法を取り入れています。
■新刊情報
本紙13ページをご覧ください。
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