■こんにちは保健師です
今月の担当は、藤森 裕美です。
◆脳卒中に注意してください
脳卒中は、休んでいるときや仕事をしているとき、寝ているときなど、突然起こる病気です。定期的な健康診断はもちろんですが、気がかりな自覚症状がある場合は、すぐに病院を受診しましょう。
○脳卒中の症状
・片側の手足・顔半分の麻痺(力が入らなくなる)、しびれ(顔のみ、手のみ、足のみのこともある)
・ろれつが回らない、言葉が出ない、他人の言うことが理解できない
・ものが2つに見える、視野(見えている範囲)の半分が欠ける
・力は入るが、立てない、歩けない、フラフラする
・経験したことのない激しい頭痛
○もしかして脳卒中?「FAST」をチェック
顔(Face)・腕(Arm)・言葉(Speech)の異変に気づいたら発症時刻(Time)を確認し、すぐに119番!
Face:顔「にっこり笑ってください」
・片方の顔が下がっていませんか?
・口角が下がっていませんか?
Arm:腕「両手を挙げてください」
・片方の手が下がってきませんか?
・上がっても維持できずに下がっていませんか?
Speech:言葉「簡単な文章を言ってください」
・ろれつがはっきりと回っていますか?
・言葉が理解できていますか?
・すぐに言葉が出てきますか?
Time:時間
3つのチェックポイント(顔・腕・言葉)のうち、どれか1つでもこのような症状が「突然」生じたら、脳卒中の疑いがあります。急いで、救急車を呼んでください。
○脳卒中はなぜ起こる?
最大の原因は、生活習慣です。
お問い合わせは、役場保健福祉課保健推進係
【電話】01372-7-5291へ。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>