冬に大地震が起こると、強い揺れや津波の被害に加え、雪や寒さによるリスクが加わります。怪我や命の危険にさらされることがないよう、以下の点に注意して備えて下さい。
◆1.雪に対する備え
屋根に雪が積もっていると、地震の揺れにより、落雪や、家屋の倒壊が起こる恐れがあります。落雪は、人を巻き込む危険のほか、避難路をふさぐ原因にもなりますので、十分に注意しましょう。また、山沿いや傾斜地では、雪崩にも注意してください。避難の際は、路面状況を確認して慌てず移動しましょう。
◆2.火災に対する備え
暖房器具を使っている冬場に地震が発生すると、火災のリスクが高まります。暖房器具のそばには可燃物を置かないようにして下さい。また、転倒時の自動停止機能があっても、復電による再起動や漏電が原因で出火する「通電火災」にも注意が必要です。避難の際には、ブレーカーを切りましょう。
◆3.寒さへの備え
地震で電気やガスが止まり、暖房器具が使えなくなるかもしれません。こんな時にも使用できるポータブルの暖房器具を用意しておくと安心です。また、避難に備え、防寒着や防寒靴、毛布、カイロなどを準備しましょう。
お問い合わせは、役場総務・防災課防災・デジタル推進室
【電話】01372-7-2111へ。
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