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鹿部町地域おこし協力隊通信

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北海道鹿部町

■「地域循環型経済推進・写真映像担当」
地域おこし協力隊 蛭川 有裕 隊員

◇3月31日付協力隊卒業にあたって
3年半前、横浜から協力隊としてこの町に移住した際、最初の印象は「何もない」でした。その時は、自らの立ち位置について全く見当がつかず、迷走する日々を送っていました。しかし、地元の人々との交流や協力を通じて、次第に自分の存在意義や居場所が明確になっていきました。徐々に私は、鹿部の一員としての生活に適応し、共に過ごす中で町の魅力を見いだすことができました。
初めに感じた「何もない」という印象は、やがて「なければ作る」という前向きな気持ちへと変容していきました。協力隊仲間と協力してカフェを開設したり、地域の可能性を広げるために動画制作に取り組んだり、地域食材を活かした商品開発をしたりといった様々な試みを通じて私は新たな可能性を感じるようになりました。
卒業後は、専門分野である写真と動画のスキルを生かして、地域の特産品を活用した商品開発や、写真・動画の撮影などクリエイティブな活動に携わりたいと考えています。これまでの経験が、将来の地域貢献に繋がる一歩となることを期待しています。
最後に、関係者の皆様、そして地元の方々に心から感謝の意を表します。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

新たに鹿部町地域おこし協力隊として採用になりました2名の方をご紹介します。
お2人とも「鹿部温泉観光協会」で勤務いたしますので、皆さんどうぞよろしくお願いします。

■令和6年1月11日採用
地域おこし協力隊 岩岸 悟 隊員
出身:函館市
この度、故郷函館市に隣接する鹿部町さんより縁をいただき、地域おこし協力隊として「鹿部温泉観光協会」で観光を通して地域振興へ取り組む機会をいただきました。長年旅行会社に勤務し退職後は「埼玉県物産観光協会」で観光振興、県産品普及などに関わりました。これまでの経験を生かして鹿部町を軸に「環駒ヶ岳広域観光推進」に取り組みます。地域の皆様と共に地域振興へ尽力いたしますので、よろしくお願いいたします。

■令和6年3月1日採用
地域おこし協力隊 橋井 勲 隊員
出身:京都市
初めまして。
元京都御所の「大膳」と呼ばれた厨房があった地で育ち、気が付けばレストランを開いていました。長男誕生を機に、自らに10年間の育児休暇を与え、長野県白馬村へ移住し米を作り畑を耕し、30年に及ぶ至福の田舎暮らしを送ってまいりました。長年培った料理・農業・子育て・移住・商品開発などの知識や経験を生かして、鹿部町の魅力を世界へ発信してまいります。どうぞよろしくお願いします。

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