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自治体の皆さまへ

令和5年度鹿部町地域おこし協力隊活動報告

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北海道鹿部町

■蛭川 有裕 隊員〔地域循環型経済推進・写真映像担当〕
○地域循環型経済構想推進
・地域の食材やレシピ研究を通して、地域経済の活性化を目指しました。
・ホタテ缶詰のデザイン・レシピ開発を行い、ほぼ製品化に成功しました。

○町のPR
・「サステナブルー×豊かな海を目指して」をテーマに動画を制作
・全国協力隊サミット動画コンテストに「つながる…」というテーマでエントリーしました。

○教育機関への貢献
・小中学校幼稚園の運動会や文化祭などのイベントを写真・動画で記録し、思い出作りをサポートしました。

○鹿部町の魅力発信
・鹿部町内の風景をドローンで撮影したものを、テレビなどの媒体へ町のPR映像として提供しました。

○情報発信力の強化
・協力隊の活動を発信するブログ「shikabase.com」を制作し、鹿部の魅力を発信しました。

○その他
・上記以外にも、地域活性化に関する様々な活動に取り組みました。これからも、地域の活性化と持続可能な社会の実現を目指したいと思います。

■遠藤 麻耶 隊員〔移住・定住事業サポート〕
○協力隊活動報告
・ちょっと暮らし体験の受付、案内や移住希望者の窓口相談。
・合同就職説明会and UIJターン説明会in大阪に参加。
・大和ハウス工業主催、9.10 暮らす森マーケット2023のサポート。
・鹿部町公式YouTubeチャンネル「しかべチャンネル」動画制作中。

○私的な活動
・京都の雑貨店でPOPUP販売企画/10.21-11.12
函館で作陶しているうつわ作家(AKO studio)をメインとした、うつわやアクセサリーの販売。道南で活動する焼き菓子(森町/yamanakashi)、珈琲豆(函館市/agora)を限定入荷。
・二胡奏者福本ゆめ先生の門下生としてコンサート等に参加。
大根祭/函館天祐寺(9.15)、笑いだらけの子育て×防災風呂敷×二胡の調べ/函館芸術ホール(10.18)、福本ゆめdinner concert/五島軒

○今後の目標
鹿部町の地域おこし協力隊としての任期は、残すところあと1年です。多くのご縁に恵まれ、公私ともに充実した日々があっという間に過ぎました。いつも楽しいことに誘ってくれる皆様に感謝しています。
任期終了後を見据えて、今まで勉強したことが無い、不動産業の勉強をしています!というのも、移住相談を受けて、心苦しいな、と思うことの一つが、住むところが少なく、また住む条件の選択肢が無い(ほぼ売買のみ)ということです。町の資源としての土地、建物を大切にするのも町の今後に関わってくると思っています。それを解決する為に知識を得て、次に活かしていきます。

■S・M 隊員〔学習支援/算数・数学〕・S・R 隊員〔学習支援/英語〕
1「担当教科の教材研究」
小学5年生から中学3年生の各担当教科の教材を研究しました。
問題を解くことは勿論、児童生徒の躓きやすい箇所を徹底的に洗い出し、それについてどのような説明が最適であるかを考えました。

2「学び場での指導」
学び場の学習スタイルは、原則「自習」です。我々は、児童生徒の質問に対してわかりやすい解説を心がけて行いました。日々の教材研究を時間をかけて確実に行ってきたため全ての質問に対して的確な説明をすることができたと考えています。

3「専門書の読み込み」
学び場の担当として、各担当教科を指導する能力は当然必要ですが、それだけでは十分でないと考え、中学校の学習内容を遙かに超えた高校以上の内容を専門書で学習しました。これにより、数学では、中3の関数の問題を高校の数学を用いて簡単に解けることを指導しました。また、英語では、英会話の簡単な技法について指導しました。

4「全国難関国公私立高校入試問題への取組」
熱心に自習に取り組む学び場の児童生徒と日々接するようになり、我々にも勉強に対する意欲が沸いてきました。毎日の専門教科の教材研究の他に、難問のみで編集された問題集へ取り組みました。難問が解けた際の成就感や達成感は何物にも代え難いと感じています。難問の解決に時間をかけてきたため、現在の教科の学力は在職中より遙かに高いと感じています。

地域おこし協力隊として、学び場を担当するのは今年度が最後になります。児童生徒の学力の伸長のみならず、英語や算数・数学の学習を通して、「学習することの意味や価値」を理解し、「わかることの喜び」を体験できるよう支援します。
学び場に通う児童生徒の皆さん、今年度も一緒に頑張ろう!

■山田 和恵 隊員〔コミュニティカフェ〕
○活動実績
宮浜児童館でのコミカフェイベントでは、ステンドグラス風・ポーセラーツ・クロスステッチ・布袋にアクリル絵の具で絵を描いてオリジナルバック等の作品作りをしました。
参加者皆でカップケーキを作りアフターヌーンティーを楽しんだり、鹿部町の畑で収穫した有機野菜を使い個々に味付けをしスイートポテトを作りました。ものまね芸人るみるみさんに来ていただき、参加された皆さんと共にものまね歌謡ショーが出来ました。
場所を総合体育館に変え、講師の指導の下無理なく体を動かすジャイロキネシスを行いました。中央公民館をお借りして一大イベント、プロのチェンバリストを招き、鹿部町バレエサークルの皆さんとコラボステージを行いました。いこいの湯で湯上りアイスを提供しました。
・月一回、鹿部町の魚介を酒の肴として調理してオンライン番組で全国に紹介。
・JICA(国際協力機構)共催イベントSDGs鹿部の未来を考える。

○活動の感想
コミカフェのイベントは参加された方々が終始楽しくおしゃべりをして過ごされるので集まった人数の多さではなく楽しんでいただくことが大切と思います。
多くの方から食に関わる情報をいただき、時にはその味を届けていただき感謝しています。
ステージの企画、演出は何か月も前から打合せや準備で大変でしたが皆さんに楽しんでいただき達成感もありました。

○今後の活動目標
皆さんのリクエストによるコミカフェイベントや食に関するイベント、楽しいステージを企画・演出。残り1年と少しの活動となります、更に皆さんが楽しく集まれる“コミカフェ”の場所作りをしたいと思っています。宜しくお願い致します。

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