地域おこし協力隊 川又慎太郎(かわまたしんたろう)さん任期終了～3年間を振り返って～

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この度、令和2年度から本町9人目の地域おこし協力隊として活躍してきた川又慎太郎さんが3年間の任期を終えることになりました。
川又さんに3年間の感想や今後の生活などについて思いをつづっていただきました。

黒松内に居住し、地域おこし協力隊として活動して3年の任期を終え、地域おこし協力隊を卒業します。
以前私が住んでいた札幌とは全く違い、黒松内にある気軽に散策できるブナ林、アユ釣りができる川、ウィンタースポーツができる山など様々な自然の魅力を感じることができました。
特に、夜がとても静かで、綺麗な満天の星空を眺めながら過ごすことが本当に好きでした。ちなみに、お店が思っていたより早い時間に閉まってしまうのにはちょっとびっくりしました。
この3年間、農業支援員として種子馬鈴しょを生産している農家さんの下で働きながら、農業に関する勉強をさせてもらいました。もともと私は、農業とは無縁の生活をしていたため、農業に関しては右も左もわからない状態でした。そんな私に、農家の皆さんは厳しくも、根気よく丁寧に3年間指導を続けてくださいました。
草刈りから始まり、トラクター操作方法、病気の馬鈴しょの見分け方など様々な事を教わることができ、毎日が新鮮でした。私が活動しやすくなるように、農家さんの下で働く従業員さんも、町外から来た新参者の私に対して、友好的に接していただいて本当に感謝しています。
そして、冬の短い期間ではありましたが、トワ・ヴェールで働かせていただき黒松内の魅力の一つを堪能することができたので大変感謝しています。
地域おこし協力隊としての活動は終えましたが、これからも黒松内に居住し、種子馬鈴しょ生産農家となるべく活動していくのでこれからもよろしくお願いします。
(※川又さんからの原稿の状態で掲載しています。)