地域おこし協力隊リレーコラム

8／12

■宮崎凪生(みやざきなお)さん(所属：合同会社アグリサポート中の川)
協力隊としての活動内容や黒松内での生活をリレーコラム形式で紹介します。
今回は合同会社アグリサポート中の川で活躍中の宮崎さんです。

出身はニセコ町で、今年の春ニセコ高校を卒業しました。祖父が蘭越町で農家をやっていた影響で小さい頃から野菜を育てるのが好きだったこともあり、高校2年生の時に、より詳しく農業について学びたいと思い、農業化学コースを選択したことが農家を目指したきっかけです。
現在勤めているアグリサポート中の川では、シカ対策のために畑に電気柵を張ったり、一つ一つの作物を見ながら畑を何往復もして、豆畑に生えてきたイモを取り除く作業などをしています。最近は大型特殊の免許を取得したので、時期になったらトラクターの運転にも挑戦したいです。
黒松内には父の趣味のスノーモービルを乗りに何度か来たことがありました。その頃から黒松内の人は優しい人が多い印象で、黒松内に住み始めて、より職場の人やまちの人の温かさを実感しています。
ニセコでは家族6人で住んでいたので、4月から始めた一人暮らしでは寂しく感じることもありますが、町で知り合った人と一緒に焼き肉をしたり、イベントに参加したり、とても楽しく充実した生活を送っています。積極的にイベントに参加して人脈を広げていきたいので、まちで見掛けたら気軽に声を掛けてほしいです。
趣味は料理やお菓子作りで、最近は唐揚げや餃子、チーズケーキを作りました。また、ドライブも好きで行ったことのない場所に行くのが楽しいです。
3年間、種いも、豆、麦を4年輪作で回すことをしっかりと学び、将来的には黒松内で就農したいと思っています。
まだまだ現実的ではないですが、いちごなどのほかの作物にも挑戦して、自分が作った作物を使った料理を提供するお店も開けたら楽しいだろうなと夢見ています。