町では、皆様が日頃感じている町政に対する疑問や御意見などをいつでもお手紙やインターネットなどで受け付けています。
今回は、いただいた『私の思い』と町長からの返答を掲載します。なお、紙面の都合上、一部要約して掲載します。
◆公共施設の冷房施設について
今年の夏は異常な程に暑い日が続き、道内でも熱中症で小学生が亡くなるという痛ましい事故が起きました。
しかし、黒松内町には暑さをしのげる施設が限られています。現在、子供を連れて暑さをしのげる施設は総合体育館くらいです。マナヴェールや町民センターなどの公共施設にも冷房設備の検討をお願いします。
◇お答えします
今年の夏は、北海道でも30℃以上の「真夏日」が44日連続して観測され過去最高を更新、また、全道各地で「熱中症警戒アラート」が発令されるなど、記録的な猛暑となりました。
例年、冷涼だと言われている本町においても、昨年の8月には一度もなかった「真夏日」が、今年は14日観測されるなど、異例の「暑さ」となったところです。
既存の公共施設では、比較的建設年度の新しい施設にはエアコンが設置されていますが、建設年度の古い施設にはエアコンの設置が部分的であったり、また、まったく設置されていない施設も多くあります。
次年度以降も今年のような猛暑に見舞われる可能性が高いと思われ、学習環境などの暑さ対策の観点からも、エアコンの設置されていない公共施設へのエアコン設置の必要性は感じているところです。
しかし、一度に整備を進めることは、財政的に厳しいことから、優先順位を決めながら、計画的に整備していくこととし、まずは、子供や高齢者などが、利用する施設(学校や情報館など)を優先的にと考えています。
合わせて、来年度からは、エアコンを設置している公共施設を町民の休憩スペースとして日中開放したいと考えていますので、御理解をお願いします。
(令和5年9月19日回答)
<この記事についてアンケートにご協力ください。>