町では、皆様が日頃感じている町政に対する疑問や御意見などをいつでもお手紙やインターネットなどで受け付けています。
今回は、いただいた『私の思い』と町長からの返答を掲載します。なお、紙面の都合上、一部要約して掲載します。
◆並行在来線のバス転換について
令和4年3月の北海道新幹線並行在来線対策協議会後志ブロック会議で、新幹線開業後の並行在来線(長万部~小樽間)のバス転換が決定し、その後、北海道は同区間で81便のバスダイヤ案を示したが、令和5年10月28日付け北海道新聞によれば、バス会社から北海道への回答では、運転手不足などから81便は不可能どころか、大きく下回っているとのことです。
新幹線の開業は当初見込みより数年は遅れる模様なので、運転手不足はさらに深刻になるのは必至で、前提条件が崩れてしまった以上、並行在来線の廃止イコールバス転換は、一旦白紙に戻し、再度住民の意見・要望をしっかり把握しながら再協議とすべきではないでしょうか。
◆お答えします
令和5年10月28日付け北海道新聞では、バスダイヤ案に対するバス会社から北海道への回答があった旨の記載がありましたが、北海道に確認したところそのような事実はなく、バス会社との協議が続いているとのことでした。また、同じく北海道新幹線の札幌延伸につきましても、建設工事の遅れから、札幌延伸が延期されるような報道がありましたが、その後国土交通大臣が「国土交通省として開業目標を変更したという事実はない」と報道を否定しています。
本町としては、北海道新幹線札幌延伸に伴う並行在来線のバス転換に当たっては、JRと同程度の本数のバスが運行することを前提にバス転換に同意しましたので、今回の報道のようなこととならないようJRの代替となるバス路線・ダイヤの確保について、これまでと同様に後志ブロック会議の場などを通じて、強く求めていくことに変わりありませんので、御理解をお願いします。
(令和5年11月13日回答)
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