地域おこし協力隊 阿部真理(あべまり)さん任期終了

9／22

この度、令和3年度から地域おこし協力隊として活躍してきた阿部真理さんが3年間の任期の終了を迎えます。
阿部さんに3年間の感想や今後の生活などについて思いをつづっていただきました。

■～3年間を振り返って～
黒松内町に来てから、早いものであっという間に3年が経とうとしています。この3年間で、主に地域づくりの活動や青年交流事業、そしてカフェイベントを企画してきました。地域づくりでは、各地区に足を運ぶことを心掛けて活動しており、年々お知り合いが増えて街中でも「阿部ちゃん久しぶりー!」とお声がけくださる方が増え本当に嬉しい限りです。
青年交流事業では、若者が職場を超えたつながりづくりを目的にスポーツイベントや雪像づくりなどを主催し、多いときでは40名近くの参加があり「黒松内にもこんなに若者がいたなんて!」と感じたイベントでもありました(笑)
カフェイベントでは街中の賑わいづくりを目的に、体育館ロビーを活用したカフェの開催、BEECHNUTS(ビーチナッツ)というチームで旧前田商店にて雑貨カフェイベントを行いました。こちらも、普段はなかなか手に取る機会の少ないものに出会いに、沢山の方に来場していただきました。
この3年間、「やれることからやってみる」という精神で元気で明るい地域づくりを目指して活動してきましたが、自身の力不足を感じた3年間でもありました。変化する時代の中で、稼ぎ続けながらも地域づくりに関わっていく難しさを痛感しています。そこで、自身のレベルアップのために、4月から札幌で新たなチャレンジをしたいと考えています。黒松内町からは離れることになりますが、この町への思いは変わりません。今後、皆さんに会う時には成長している私をお見せできればと思います。
大学卒業後すぐに黒松内町に来た私にとって、働くということを一から教えていただいた場所がここ黒松内町です。初めてこの町に来たときには想像もできないくらい沢山の方にお世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。今もこれからも私は黒松内が大好きです。本来ならば皆さんに直接ご挨拶に伺うべきところですが、この場をお借りしてご挨拶させていただきます。3年間本当にありがとうございました!
(※阿部さんからの原稿の状態で掲載しています。)