松中有里沙(まつなかありさ)さん
(所属:黒松内町酪農ヘルパー利用組合)
協力隊としての活動内容や黒松内での生活をリレーコラム形式で紹介します。今回は酪農ヘルパーとして活躍中の松中さんです。
出身は兵庫県です。兵庫県の農業高校にスポーツ推薦で入学した時は、農業の仕事に就こうとは考えていませんでしたが、卒業後に飲食関係の仕事をしながら将来のことを考えているときに「酪農の仕事に就きたい」と思ったのがきっかけで酪農の道を選びました。
現在は酪農ヘルパーとして、黒松内の酪農家さんや肉牛の農家さんが休みをとる際に農家さんに代わって、搾乳や飼料給与などの作業を行っています。農家さんによっては、作業の手順や道具などが異なるので、作業内容を覚えることが大変ですが、今まで携わることがなかったデントコーンや牧草の収穫の作業など新たな仕事にも挑戦できて、とても充実しています。
自分の牛舎を管理し、毎日牛の世話をする酪農家さんの営みに憧れているので、もしきっかけがあれば新規就農をしたいと夢見ています。
黒松内の農家さんや地域の方と関わる中で、皆さん色々な方と仲良く、行事や手伝いが必要な仕事があるときに、率先して集まって作業をするなど、地域の団結力があると思いました。また、種子馬鈴薯の農家さんと話をしていると、「黒松内で種子馬鈴薯を作っている」ということに誇りをもって携わっている方が多いと感じ、とても素敵なことだと思いました。これからももっと黒松内の方と交流して、黒松内の魅力を知っていきたいです。
趣味はパン屋さんや温泉巡り、動物に触れ合えるところに行くのも好きです。以前はキャンプやバイクのツーリングもしていたので、来年はまた楽しめるといいなと考えています。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>