ふれあいの森情報館マナヴェール 開館20周年

1／16

ふれあいの森情報館マナヴェールは「憩い・ふれあい・やすらぎ」をコンセプトに、平成16年10月5日に開館し、今年で20周年を迎えました。
マナヴェールでは本の貸出しの他に、DVDの視聴やタブレットを用いた電子雑誌の閲覧、節分やクリスマスなど季節に合わせた読書イベント、毎月行われる本の読み聞かせイベント「くろまつないお話しの会」、絵本作家やアーティストを招いて開催される講演会やコンサートなど様々な活動を行っています。
このようなイベントなどを通して、本の楽しさを知ってもらう活動を行っている「情報館友の会」は発足してから22年を迎え、イベントのみならず本の貸出し業務、学校や福祉施設への出張読み聞かせなど多方面に渡り読書活動を推進しています。
これからも友の会と行政の協働による活動を続けながら、地域の憩いの場として多くの町民から親しまれる施設を目指していきます。

◆皆さんの読みたい・知りたい・学びたいを叶える図書館司書
図書館司書　中村和(いずみ)さん
図書館司書としてマナヴェールを管理・運営する中村司書に、マナヴェールのあれこれを聞いてみました!

〔Q〕どうやって本を選ぶの?
マナヴェールに所蔵している本のジャンルやバランス、本を借りる方のニーズを考慮して購入する本を選んでいます。
また、マナヴェールがオープンした時に名誉町民の故廣瀬清藏氏から「未来を担う子供たちがたくさんの良書に出会うように」との願いで御寄附いただいた寄附金を基に創設した「広瀬文庫基金」を活用して、友の会が町民代表として児童図書や福祉の本などを購入しています。

〔Q〕図書館司書のお仕事とは?
本の貸出しはもちろんのこと、皆さんからの質問や要望を受けて、調べものに必要な資料やその方に合った本を探すお手伝いをする「レファレンス」も大事なお仕事です。その他にもイベントの企画・運営、職場体験の受入れ、学校・施設での読み聞かせなど、本に関わる様々な活動を行っています。

〔Q〕マナヴェールが遠くてなかなか来られない人は?
温泉・保健福祉センター・町民センターなどに本を置いているほか、熱郛郵便局では貸出しも行っています。熱郛郵便局の本は月に一度の頻度で変えているので、お近くの方は是非御利用してみてください。

〔Q〕借りたい本がないときは?
御相談いただければ購入を検討したり、他の図書館から借りたりします。読みたい本のリクエストお待ちしています!

〔Q〕中村さんが感じる本の魅力は?
本の世界観に没入できることや本の内容を自分の中で考えて理解すること、新しい知識や考え方が得られるところが本の魅力に感じますね。

〔Q〕皆さんに向けてメッセージを!
マナヴェールでは、どんな人でも気軽に来られるような明るく居心地の良い場所づくりを心掛けています。ゆっくり本を読む場所としても、勉強の場としても、御自身の活動の発表の場としても、気軽に利用できるので、いつでも遊びに来てくださいね!