文字サイズ
自治体の皆さまへ

私の思い(2) 町長への手紙 2024.11.28

6/12

北海道黒松内町

・移住体験ハウスの活用促進について
・寺の沢川護岸工事と安全、フットパス整備について
移住体験ハウスの活用促進を願います。散歩中に2棟中1棟の表示板の消失に気付きました。多くの方に利用いただき里の活性化に繋げてほしいですが、来年の予約が取れず残念な方がいたと聞きました。今後の活用計画を教えてください。
寺の沢川の護岸工事が、来年春まで続きます。むき出しの深い川の護岸は転落の危険があり、自転車で走る子供を見て危険と感じた方がいました。フットパスコースの芝生と土の優しい路面が、砂利道の残念な路面に変わりました。寺の沢川護岸整備後のフットパス整備計画を教えてください。

◇お答えします
お問合せいただいた「移住体験ハウスの活用促進」についてですが、13区にある2棟のお試し移住体験ハウス(和風型・洋風型)は、「ブナ里二地域交流居住システム構築可能性調査研究会」が、平成21年に新築し、管理・運営も行っています。
昨年度までの直近5年間では延べ69組170人の利用がありましたが、実際の移住に結びついたのは2組7人であり、移住を前提とした方というよりは、避暑を求める関東・関西方面からの夏場だけの利用者が主となっていました。
そのため冬期間の利用は極端に少なく、研究会が独立採算により利用料収入で管理費を賄っていることから、通年での安定した利用の確保が、運営上の大きな課題となっていました。
合わせて、建物も整備から15年が経過し、内外装はじめ、給湯設備や家電等が老朽化してきたため、今後、計画的な修繕や更新が必要になっています。
協議会では、毎年総会の場でこうした運営上の問題・課題を踏まえて利用促進策について議論を交わしており、一昨年からはアドベンチャートラベルで訪れる外国人を、今年からは観光・環境分野で連携している企業・大学等の人材を、移住・定住だけに限定せず、交流・関係人口の増に中長期的にも効果が期待できるものとして、本施設の活用に資する新たなターゲットに捉え、その利用を伸ばしていきたいと考えています。
なお、表示板については町道除雪の支障となっていたため撤去しました。予約受付は、利用希望日の1年前から可能ですが、毎年利用が集中する7月1日から9月30日までの期間は、当該年の1月末まで利用希望を受け付け、希望者多数の場合は抽選により、利用者を決定しています。2棟中1棟は、前記の目的に沿って令和9年3月末まで借用済みとなっていますが、残りの1棟は受付をしていますので、利用希望がある場合は、担当課までお問合せください。
次に、「寺の沢川護岸工事と安全、フットパス整備」についてですが、昨年度から実施している寺の沢川の護岸工事では、洪水対策のため、護岸を嵩上げしたことで、路面が以前より50cm程度高くなり、川側に少し寄った形となっています。特に保育園付近は、用地の制約上、通路幅が前後に比べて狭くなり、建物側に設置した側溝とも高低差ができました。
そのため、自転車通行の場合、御指摘のとおり転落の危険性があることから、当該工事区間における各町道からの出入口には車止めを設置して、自転車での通行は禁止します。
なお、護岸工事は今年度で完了することから、来年度、以前のような土系の舗装で通路を再整備したいと考えています。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU