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千葉のコレ知ってる?103

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千葉県

■銚子漁港日本一のヒミツ
▽銚子漁港ってどんな漁港なの?
2022年まで12年連続で水揚げ量全国1位を誇る銚子漁港。銚子沖は親潮と黒潮が交わり、さらに利根川から栄養分が運ばれてくるため、日本有数の豊かな漁場が広がっています。
銚子の漁業発祥の地は外川(とかわ)地区で、江戸時代にはイワシ漁と、そのイワシを加工した肥料「干鰯(ほしか)」の生産で栄えました。

▽銚子漁港近代化の立役者
大正時代には遠方からの動力付き漁船が銚子沖で操業するようになりますが、当時の銚子漁港の入り口は海難事故が絶えない難所でした。漁港利用者たちの「安全な漁港が欲しい」という強い要望に立ち上がったのが銚子醤油(株)社長の濱口吉兵衛(はまぐちきちべえ)。衆議院議員となり漁港改修の必要性を訴え続けた結果、ついに改修案が国会で可決され、漁港が整備されました。

▽今が旬!銚子の魚
銚子漁港は今では第3市場まで擁する巨大漁業基地に成長しました。冷凍冷蔵工場数は全国3位(2018年)で、日本各地の漁船が銚子で水揚げする理由の一つになっています。
千葉ブランド水産物第1号の銚子つりきんめ(キンメダイ)や、梅雨入りの頃に水揚げされる脂の乗ったマイワシ「入梅イワシ」が有名です。

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