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千葉のコレ知ってる?104

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千葉県

■チバニアン期の房総
▽チバニアン期の房総
2020年、市原市田淵にある地層が「最後の地磁気逆転」が起きたことが世界で最もよく分かるとして国際的に認められました。この約77万4千年前の地磁気逆転直前から約12万9千年前までの時代は「チバニアン期」と名付けられました。
詳しくは…「誕生 チバニアン」で検索

当時の房総半島は、寒い氷期と比較的暖かい間氷期が繰り返されたことにより、海面が変動し、地形も大きく変化していました。当時の地層からは、ナウマンゾウやサイなどの大型の陸の哺乳類の他、トドやクジラなどの海の生物の化石も見つかっており、現在とは異なる生き物が暮らしていたことがわかっています。

▽世界最大級!「オオキトド」
2012年に市原市の梅ヶ瀬渓谷の河原で発見されたトドの下顎の骨の化石。体長5メートル、体重3トンと推定され「常識を破る桁違いの大きさ」で話題となりました。発見者の県立中央博物館大木淳一(おおきじゅんいち)研究員にちなんで「オオキトド」と呼ばれています。
県立中央博物館で7月15日(土)から開催する特別展「よみがえるチバニアン期の古生物」では、この他にも、房総の海と大地に生きた古生物が大集結!「千葉時代」の房総に思いをはせてみませんか。(詳しくは本紙3面へ)

問合せ:県立中央博物館
【電話】043-265-3111

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