■県立長狭(ながさ)高等学校 医療・福祉コース
◆人を救う人になるために
◇知る、経験する
長狭高校では2年生から文系、理系コースのほか、医療・福祉分野での活躍を目指す「医療・福祉コース」を選択できます。
看護医療系の大学・専門学校への進学を目指す「医療」コース、介護職員初任者研修の資格が取れる「福祉」コースのカリキュラムが設定されており、医療・福祉職に携わる者として必要な知識や心構えを学びます。さらに、地域の病院や介護施設、大学と連携して実践的な実習なども行っており、令和4年度には、その取り組みから「文部科学大臣表彰」を受けています。
◇「現場」を学ぶ
医療コースでは、8月に鴨川市内の亀田総合病院で2日間の医療体験実習を行い、12月に成果発表会を行いました。多くの医療関係者の前で、鈴木(すずき)さん(3年)は「チーム医療の大切さを体感することができた」と言い、辰馬(たつま)さん(3年)も「コミュニケーションを取ることの重要さを学ぶことができた」と発表しました。また、川名(かわな)さん(3年)は、医療コースでの2年間の学びを踏まえ、「街中で急病人を見つけたときは、率先して救護に当たりたい」と話してくれました。
どの時代・場所にも、必要とされる「医療」と「福祉」。長狭高校では、今後も地域と連携しながら、人を救う人材を育てていきます。
~長狭高等学校(鴨川市)~
戦後、地域の子どもが教育に後れを取らないようにと全国で2番目の組合立旧制中学校として創設され、令和4年に100周年を迎えました。平成24年からはコミュニティ・スクールとして地域一体型の学校運営を行っています。
問合せ:県立長狭高等学校
【電話】04-7092-1225
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