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つながる!ひろがる!ノウ(農業)フク(福祉)

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千葉県

・ノウ(農業分野)
メリット:新たな働き手の確保、作業の効率化、農業経営の発展
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・フク(福祉分野)
メリット:働く場の確保、自信や生きがいの創出、賃金や工賃の向上

■農福連携(ノウフク)って?
障がいのある方が農作業などで活躍することにより、担い手不足や高齢化が進む農業分野では働き手の確保に、障がいのある方にとっては就労や生きがいづくりの場になるなど、双方の分野にさまざまなメリットが生まれる取り組みのことです。

■ノウフクの仕組み
ノウフクには、福祉事業所が農業に参入する場合や、農業者が障がいのある方を直接雇用する場合などいくつかの方法があります。千葉県では、取り組みやすい方法の一つとして、農業者が福祉事業所に農作業の一部を委託する取り組みを支援しています。

◆ポイント
◇一定期間だけでも作業を委託することが可能
繁忙期のみ働き手を確保したい農業者でも導入しやすい方法です。

◇農作業時には、福祉事業所の職員がサポート
福祉事業所の職員が、障がいのある方を引率して現場に伺い、特性に合わせた指示と支援により作業します。

◇作業は障がいのある方それぞれの特性に応じて行えるので安心
屋内での作物の洗浄や袋詰め作業、収穫後の畑の片付けなど、その人に合った作業ができます。

農業者の声:
・慣れてくるとにこにこと笑顔で来てくれるので、作業場の雰囲気が明るくなった。
・時間はかかるが、手順を覚えると精いっぱい作業してくれて仕事がはかどった。

福祉事業所の声:
・農業には障がいの特性に応じて行えるさまざまな作業があると感じた。
・農作業を楽しみ、やりがいをもって作業していた。

■ノウフクをひろげる!
◇お試しノウフク
農業者と福祉事業所の相互理解促進や課題検証のため、これまで30件以上の実証試験を実施。イチゴの古葉を取り除く作業や枝豆の選別作業、梨の剪定(せんてい)枝を片付ける作業などさまざまな事例に取り組んでいます。(今年度の募集は終了しています)

◇ちば農福連携マルシェ
農福連携によって生まれた農産物や加工品の合同販売会を開催しています。
(今年は12月上旬に予定)

この他、県ホームページでは農福連携の紹介動画やガイドブックを掲載しています。
「千葉県 農福連携の推進」で検索

■農福連携全国フォーラム2024 inちば
◇フォーラム
まずは「ノウフク」を知ってみませんか?
日時:11月2日(土)10時~17時30分
会場:千葉銀行本店3階大ホール(ウェブで同時配信あり)
内容:「都市農業と農福連携」をテーマにしたパネルディスカッションや基調講演、事例発表など
※申し込み方法など詳しくはホームページをご覧になるか、お問い合わせください。
※11月3日(日・祝)には現地見学会(スタディーツアー)も開催します。

◇農福マルシェ
皆さんの「買ったよ!」「おいしい!」がチカラになります!
障がいのある方が種まきや収穫などをした新鮮な農産物や、丁寧に作り上げた加工品などがたくさん集まります!
日時:11月2日(土)、3日(日・祝)10時~16時
会場:千葉銀行本店ビル前の国道357号上部空間(にぎわいイベント「STAY STREET(ステイストリート)」内で開催)

問合せ:(一社)日本農福連携協会
【電話・FAX】03-6272-8839
「農福連携全国フォーラム2024」で検索

問合せ:
県担い手支援課【電話】043-223-2905【FAX】043-201-2615
県障害福祉事業課【電話】043-223-2308【FAX】043-222-4133

農業者と福祉事業所のマッチングなどのご相談はこちら:NPO法人 千葉県障害者就労事業振興センター
【電話】043-202-5367【FAX】043-202-5368

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