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知事メッセージ 県民の皆さまへ

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千葉県

県立美術館は今年で開館50周年となります。戦後の日本を代表する建築家の一人、大髙正人(おおたかまさと)氏による設計で、千葉県の文化芸術振興の核となる施設です。
一方で、県立美術館は学芸員を採用しない時期が長く、また館長が芸術文化の専門家からの登用が行われていないなど、そのポテンシャルを十分に発揮できていない状況でした。
知事就任後、元文化庁長官の青柳正規(あおやぎまさのり)氏をはじめとした専門家によるアドバイザリー会議を立ち上げ、魅力向上と活性化に向けた議論を重ね、昨年4月、貝塚健(かいづかつよし)氏に新館長に就任いただき、さまざまな展開が始まっています。
私もアート関係者から「県立美術館が変わってきましたね」と声をかけられることが多くなってきました。
今年の3月には千葉県立美術館活性化基本構想を策定し、
・大切に受け継がれてきたアートと多様なアートをさまざまな手法で紹介することで、千葉発のアートシーンを創出し、新しい価値観の気付きの場になる
・アートに触れる楽しさを伝えて、こどもたちの感性を育むとともに、県内外の次世代アーティストが千葉に集まり交流・活動ができるよう支援することで、未来のクリエーティブな人材を千葉から育む
などの活動方針を定めました。県立美術館は美術館に来て鑑賞いただくだけではなく、千葉県全体の文化芸術振興に今まで以上に貢献していきます。
絵画や彫刻、工芸、書道などにとどまらず、芸術の表現は日々多様さを増し、映像、ファッション、建築、漫画やアニメなどのポップカルチャーもアートの一分野として認識されるようになりました。
県立美術館が県内のアートの概念を広げ、豊かな芸術文化が千葉県に花開くことを期待しています。

皆さまもぜひ県立美術館にご注目ください。

千葉県知事 熊谷 俊人(くまがい としひと)

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