ダイバーシティは直訳すると、「多様性(さまざまなちがいがあること)」。
私たちの社会ではさまざまなちがいのある人が、ともに暮らしています。
■さまざまなちがいって何?
誰にでも、年齢や性別、障がいの有無、国籍、性的指向(※1)・性自認(※2)など、さまざまなちがいがあります。
利き手やライフスタイル、趣味もちがいの一つです。
ダイバーシティは、このようなちがいを理解し、尊重し合うことを意味する言葉としても使われています。
(※1)恋愛感情または性的感情の対象となる性別の指向
(※2)自身の性別についての、ある程度一貫性を持った認識
■知っていますか?
・県内事業所の男性の育児休業取得者の割合は、令和元年度の12.0%から令和5年度の44.5%へ伸びています。
・県内には外国籍の方が20万人以上(県人口の約3.3%)住んでいます。(30人に1人の割合)
・性的マイノリティ(※3)の方は、全国で人口の3~10%といわれています。
(※3)「身体の性と自認する性が一致し、異性を好きになる人」以外の人
■ダイバーシティで何が変わるの?
◇みんなが安心して暮らせる社会に
お互いのちがいを理解し受け入れることで、例えば
・障がいのある方や性的マイノリティの方などが自分らしくいられる
・「やさしい日本語」(※4)を使うことで、外国人と日本人が安心してコミュニケーションを取れるようになる
などが期待できます
(※4)難しい言葉を言い換えるなど、相手に配慮した分かりやすい日本語
◇活力のある社会に
さまざまな人が社会活動に参加しやすくなることで、例えば
・性別や障がいの有無などに関係なく、誰もが地域や職場でリーダーシップを発揮し活躍できる
・外国人住民や若い世代も自治会など地域の活動に参加することで、異なる視点や意見を持つ人同士がともに影響し合い、新しい発想やアイデアが生まれる
などが期待できます
■一人一人にあるちがいを理解し、お互いに尊重し合う社会を目指しましょう
まずは参加してみませんか
イベントの詳細や申し込み方法など、詳しくはお問い合わせください。
◇ちばハートフル・ヒューマンフェスタ2024
日時:12月6日(金)13時~15時30分
会場:千葉市民会館(JR千葉駅から徒歩7分)
内容:
・講演「ちがいがあるから人は支え合える、優しくなれる。」
・講師…KABA.ちゃん(振付師、タレント)
・千葉市消防音楽隊によるコンサート ほか
定員:1,000人(申し込み多数抽選)
受付期間:11月8日(金)まで
問合せ:県健康福祉政策課
【電話】043-223-2348
◇パラスポーツフェスタとうかつ2024
日時:12月7日(土)10時~16時
会場:我孫子(あびこ)市民体育館(我孫子市古戸696)無料駐車場あり
内容:
(午前)パラバドミントン、車いすバスケットボールなどの体験会
(午後)ボッチャの対抗戦
定員:午前の部300人、午後の部24チーム(1チーム3〜5人)(先着順)
受付期間:11月30日(土)まで
問合せ:パラスポーツフェスタとうかつ2024運営事務局
【電話】050-1720-2438
◇国際理解セミナー
日時:12月8日(日)14時~16時10分
会場:千葉市民会館(JR千葉駅から徒歩7分)
内容:
・講演「すべての人がその人らしく活躍するために~多文化共生社会の実現へ~」
・講師…サヘル・ローズさん(俳優、タレント)
・千葉若潮少年少女合唱団による合唱
定員:300人(申し込み多数抽選)
受付期間:11月12日(火)まで
問合せ:県国際課
【電話】043-223-2436
◇男女共同参画県民フェスタ
日時:令和7年1月13日(月・祝)10時~15時30分
会場:千葉市生涯学習センター(JR千葉駅から徒歩8分)
内容:
・講演「キッチンからはじまる家族の絆~“おいしい”よりも大切なこと~」
・講師…コウケンテツさん(料理研究家)
・ワークショップ ほか
定員:300人(講演会・申し込み多数抽選)
受付期間:11月6日(水)~12月13日(金)まで
問合せ:県男女共同参画センター
【電話】043-420-8411
県では、あらゆる人々が差別を受けることなく、一人一人がさまざまな違いがある個人として尊重され、誰もが参加し、その人らしく活躍できる社会づくりを目指すため、今年1月に多様性尊重条例を施行しました。
今後も、チーバくんを使ったロゴの活用やイベントの開催などを通じて、ダイバーシティの理解を広め、生きづらさの解消やさまざまな人が活躍できる千葉県づくりに取り組みます。
問合せ:県多様性社会推進課
【電話】043-223-2367【FAX】043-222-0904
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