ノロウイルスによる食中毒や感染症は、秋から冬にかけて増加します。正しい知識を身に付け、感染を予防しましょう。
■予防のポイント
・調理や食事の前、トイレの後などには、手を十分に洗う
・食品を加熱する際は、中心部まで十分に加熱する
・下痢や嘔吐(おうと)などの症状がある場合は、食品を直接取り扱う作業をしない
・感染者の嘔吐物や便の処理には使い捨てのビニール手袋やマスクを着用し、処理後の床や感染者が触れた場所などは次亜塩素酸ナトリウムで消毒する
ノロウイルスに感染した場合の主な症状は嘔吐・下痢・腹痛です。
これらの症状がある場合には、早めに医療機関を受診しましょう。
■次亜塩素酸ナトリウム消毒液の作り方
市販の塩素系漂白剤を希釈して消毒液を作ることができます。
◇嘔吐物や便が付いた場所や物の消毒用(濃度0.1%程度)
水2ℓ+塩素系漂白剤40ml
◇感染者が触れた場所や調理器具などの消毒用(濃度0.02%程度)
水2ℓ+塩素系漂白剤10ml
※次亜塩素酸ナトリウム原液濃度5~6%の場合
※消毒液をペットボトルで保管するときは、誤飲を防ぐため、目立つように薬品名などを記入しましょう。
※時間が経つと効果が減るので、希釈したら早めに使い切りましょう。
問合せ:県衛生指導課(食品衛生県民ダイヤル)
【電話】043-221-6000
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