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知事メッセージ 県民の皆さまへ

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千葉県

首都圏での強盗殺人事件などが相次いで報道されており、県民の皆さまの中にも不安を感じる方が多いのではないでしょうか。「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」に代表される新たな犯罪形態への対策が求められています。
千葉県では犯罪の起こりにくい環境づくりのため、公道その他の不特定多数の人が往来する公共の場所に市町村が防犯カメラを設置する場合に補助する制度を平成23年度に創設しており、この事業だけで令和5年度までに5億円以上の予算を投じ、3,278台の防犯カメラが県内に設置されています。
また、県警においてパトロールを強化するとともに、今年度の予算に、高度なスマートフォンデータ抽出・解析ツールの導入費用を計上しており、捜査能力の向上を図っています。
凶悪犯罪の報道が増えると「犯罪が増えている」と感じてしまうと思いますが、県内の犯罪件数は長期的なトレンドで見れば確実に減少しています。
10年前の平成26年の刑法犯認知件数は68,026件でしたが、令和5年は37,538件と約45%減少しています。また、殺人・強盗などの凶悪犯の認知件数は平成26年が418件に対して、令和5年は268件と約35%ほど減少しています。
県警はもとより、地域で防犯に取り組んでいる関係者の皆さまのご尽力のおかげであり、心から敬意を表します。
さらなる犯罪件数の減少に向け、新たな犯罪形態に対して県警では警視庁と埼玉・神奈川の各県警と合同捜査本部を設置しているほか、県としても防犯カメラ等設置補助事業の予算をさらに増額し、安全・安心な千葉県を実現していきます。

千葉県知事 熊谷 俊人(くまがい としひと)

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