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千葉県多様性尊重条例の施行

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千葉県

■「千葉県多様性が尊重され誰もが活躍できる社会の形成の推進に関する条例」が、本年1月1日に施行されました。
私たちの社会は年齢、性別、障がいの有無、国籍や文化的背景、性的指向や性自認など、さまざまな違いがある人々で構成されています。
全ての人々が、多様性を尊重することの重要性を理解し、互いに認め合い、連携し、協力することが、社会の活力・創造性の向上につながると考えられます。
県では、多様性尊重条例の下、あらゆる人々が差別を受けることなく、一人一人がさまざまな違いがある個人として尊重され、誰もが参加し、その人らしく活躍できる社会づくりを進めていきます。

◆条例のポイント
多様性が尊重され誰もが活躍できる社会の実現を目指す理念条例であり、基本理念や県の責務、県民の役割などを規定しています。
◇基本理念
さまざまな違いを互いに尊重しながら関わり合い、影響を及ぼし合うことは、社会の活力や創造性を高めることにつながるとの考えの下、多様性が尊重され誰もが活躍できる社会を目指すこととしています。

◇県の責務
県行政のあらゆる分野で、基本理念を踏まえた施策を実施するとともに、多様性尊重の意義について普及啓発していくこととしています。

◇県民や事業者の役割
それぞれの立場や特性などに応じて、できる範囲で多様性が尊重され誰もが活躍できる社会づくりに取り組むこととしています。

◆条例に関するQandA
Q:多様性を尊重することは、どのように社会の活力や創造性を高めることにつながるのですか?

A:多様性を尊重することにより、あらゆる立場の人々の意見が表れることで、新たな気付きや発想、変化が生じたり、異なる個性や能力を持つ人が影響し合うことで、よりよい結果に結び付くことが期待できるなど、千葉県の活力の維持・向上につながると考えています。

Q:「その人らしく活躍できる」とはどういうことですか?

A:この条例に掲げる「その人らしく活躍できる」とは、その人の希望や意欲に応じて自己実現を図っていくことであり、就労や地域における活動、家事などさまざまな場面が含まれると考えています。

Q:県ではどのような取り組みを進めていくのですか?

A:男女共同参画や高齢者・障がい者福祉、多文化共生など、県行政のあらゆる分野で取り組みの充実を図ります。また、条例の理念や多様性尊重の意義について、リーフレットやホームページなどを活用しながら広報します。

Q:私たちは具体的に何をすればいいのですか?

A:それぞれができる範囲で、人々が持つさまざまな違いへの理解を深めていただきたいと考えています。例えば、自分と異なる人の意見を聞いたり、違いを知ることができるイベントに参加するといったことが考えられます。県でも、パラスポーツフェスタや国際理解セミナーなどを実施していますので、ぜひご参加ください。

問合せ:県政策企画課
【電話】043-223-2440
「多様性尊重条例 千葉県」で検索

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