■県立市原高等学校
園芸科緑地管理コース
「地域で活躍する人材育成」
◆地域の魅力を授業で体験
市内に33ものゴルフ場がある市原は、まさにゴルフの街。市原高校では、1年生の全クラスでゴルフ体験授業を実施しています。体験により生徒が競技の魅力を知るだけでなく、関連する仕事に興味を持つきっかけにもなっています。
◆芝刈りの上達は実践あるのみ!
ゴルフ場に欠かせない芝や樹木の管理を学べるのが、園芸科緑地管理コースです。3年生は、毎週2回の芝刈り実習を通して、芝の性質や機械操作を学んでいます。
6月の実習では、自分たちで機械を調整して仕上がりの長さを設定。夏の日差しで芝が傷まないよう、長めに刈りました。機械が大好きだという田畑(たばた)さんは、実習の感想を「障害物のある場所や斜面を刈るのが難しい」と話してくれました。また、長島(ながしま)さんは「卒業後はゴルフ場でコース管理の仕事をしたい」とのこと。学んだ知識を生かし、地域で活躍してくれるのが楽しみです。
今後の管理は肥料と除草がポイント。これからも、さらに技術を磨いていきます。
◇市原高等学校
令和元年に旧鶴舞桜が丘高校と旧市原高校が統合し、普通科(普通・商業・福祉コース)、園芸科(野菜・草花・緑地管理コース)を設置。「地域共創・自主自律」の校訓の下、地域に貢献できる人材育成に取り組んでいます。
問合せ:県立市原高等学校
【電話】0436-92-1541
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