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自治体の皆さまへ

(海を守る)第46回「全国豊かな海づくり大会」令和9年に開催決定

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千葉県

「全国豊かな海づくり大会」は、水産資源の保護や海の環境保全の大切さを皆さまに知っていただくとともに、水産業の振興と発展のために、昭和56年から全国各地で実施されている国民的行事の一つです。
千葉県では、平成4年に勝浦市で開催して以来、35年ぶり2回目の開催となります。

■ちばの豊かな海づくり
全国でも有数の水産県である千葉県では多種多様な漁業が営まれています。将来にわたって持続的に漁業を営むための取り組みの一部をご紹介します。

◇つくり育てる漁業
つくり育てる漁業は、自然界で育つことが難しい卵や稚魚の時期を人の手で育て、成長したものを海へ放流し、併せて漁場の整備や水産資源の適切な管理もしながら漁業を行うことで、継続しておいしい水産物を供給するための取り組みです。
県では、マダイやアワビなどの稚魚・稚貝を育てて放流すること、魚のすみかとなる魚礁の設置、小さい魚を獲らないことなどを行っています。

◇漁場環境の変化への対応
近年、地球温暖化の影響などによる海水温の上昇や、海藻が枯れたり魚やウニに食べられたりして長い間消失する「磯焼け」が発生するなど、漁場環境は大きく変化しています。
海藻が生い茂る藻場(もば)は、稚魚の生息場所でありアワビやイセエビなどの重要な漁場です。
また、海藻などによって吸収・固定される二酸化炭素由来の炭素が「ブルーカーボン」として注目されており、藻場は地球温暖化の影響を緩和する場としても重要と考えられています。
県では、藻場の定期的なモニタリングや、海藻の移植、海藻を食べてしまう魚やウニから藻場を守る取り組みなどを実施しています。

問合せ:
・県農林水産政策課【電話】043-223-2812【FAX】043-222-3960
・県漁業資源課【電話】043-223-3035【FAX】043-201-2616

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