■123 千葉県の姉妹都市デュッセルドルフ市(ドイツ)
◇欧州最大級の日本人コミュニティー
デュッセルドルフ市はドイツ西部に位置するドイツ経済の中心地で、19世紀後半以降、ルール工業地帯の要所として発展しました。人口は約64万人、面積は成田市とほぼ同じ約217平方キロメートルです。
欧州における日系企業の最大進出拠点の一つとなっており、市内には約6,800人の日本人が在留しています。
千葉県と同市は、国際空港や国際展示場を有する共通点もあることから、2005年以降、文化・スポーツ・経済など、さまざまな分野で交流を進め、2019年に姉妹提携に合意しました。
◇広がるさまざまな交流
県は、同市で開催される日本文化紹介イベント「日本デー」で例年千葉県PRブースを出展しているほか、県立佐倉高校が現地学校と生徒の往来を行うなど、幅広い交流を実施しています。
姉妹提携5周年を迎えた今年度は、アーティストの交換事業を開始しました。同事業により派遣した県内出身アーティストの成果展を3月16日(日)まで県立美術館で開催中です(本紙4面の記事をご覧ください)。
長年にわたり続いてきた交流の輪が今後も広がるように取り組みを続けていきます。
問合せ:県国際課
【電話】043-223-2398
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