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議会だより第72号(1)

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千葉県いすみ市

■令和5年第3回定例会~令和4年度各会計決算を認定~
◆第3回定例会
第3回定例会が8月29日から9月22日までの25日間の会期で開催されました。この定例会では、市長から提出された令和4年度いすみ市一般会計歳入歳出決算の認定についてほか11議案及び人権擁護委員候補者1名の推薦が審議され、採決の結果いずれも原案のとおり可決、認定、同意されました。

◇主な議決内容
・令和5年度いすみ市一般会計補正予算は、8億1911万2千円を追加し、総額190億8721万5千円とすることは全会一致で可決されました。
・人権擁護委員候補者に髙梨久幸氏を推薦することに全会一致で同意しました。

◇令和5年第3回定例会の議決結果

■決算審査報告
令和4年度一般会計及び各特別会計決算を審査するため、決算審査特別委員会を設置し、9月11日に委員会審査を行いました。
各会計の決算審査にあたっては、予算が適正かつ効率的に執行されたかどうかを重点に審査を行い、活発な質疑が行われました。
なお、特別委員会では全ての決算が認定され、9月22日の定例会最終日に、委員長より審査内容と結果が報告され、採決の結果、全ての決算議案が認定されました。
また、今後の行財政運営に反映させるため、市当局に対して次の事項を委員会より要望しました。
1.郷土資料館の企画展については、市内外から多くの来場者と反響があった。将来的に子どもたちが、いすみ市の文化や歴史に興味と誇りを持つことで、いすみ市に住み続けたくなる場となるように、今後も多くの企画展を実施してもらいたいことから、郷土資料館文化振興経費の拡充を要望する。
決算審査特別委員会:

■QandA一般質問市政をきく
第3回定例会の一般質問は、8月31日に5名の議員から市政に関する諸問題についての質問があり、活発な議論が展開されました。ここでは、紙面の関係で主な質問及び答弁の一部を掲載します。
なお、一般質問及び議案審議状況等の会議録をご覧になりたい方は、いすみ市のホームページ又は夷隅文化会館、大原文化センター及び岬公民館の各図書室で閲覧することができます。(第3回定例会の会議録は12月上旬に公開を予定しています。)

□認知症基本法 元吉栄一議員
答:ほかの計画と調和を保ちつつ、計画策定の準備を進め、地域の実情に合った支援を展開していきたいと考える
元吉議員
認知症基本法により、地方公共団体は地域の状況に応じて施策を策定し、実施することになりますが、どのように実施していくのか市の考えを伺いたい。
健康高齢者支援課長
市は、認知症対策として、認知症の正しい知識と理解を持ち、認知症の人やその家族にできる範囲で手助けをする、認知症サポーター養成講座を小・中学生、サークル活動、市民の方を対象に実施しています。
また、認知症になっても希望を持ちながら住み慣れた地域で日常生活を過ごせる社会を目指し、様々な施策を取りまとめた認知症施策推進大綱に掲げられている、認知症の人と認知症サポーターがチームを組み、認知症の人やその家族のニーズに合った具体的な支援へつなげる、いすみオレンジネットワークを今年度に立ち上げました。
認知症基本法には、市町村認知症施策推進計画について、国や県の計画を基本とするとともに、地域の実情に即した計画を策定するよう努めなければならないとあります。
市では、ほかの計画と調和を保ちつつ、計画策定の準備を進め、今後も認知症の人だけでなく、誰もが自分の得意なことやできることで活躍し、認知症の人がほかの人々と互いに力を合わせ、支え合いながらともに暮らすことができる、安心で活力に満ちた共生社会を実現することを目指し、いすみオレンジネットワークと連携し、地域の実情に合った支援を展開していきたいと考えます。

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