■Q and A〔一般質問〕市政をきく
第3回定例会の一般質問は、8月28日に8名の議員から市政に関する諸問題についての質問があり、活発な議論が展開されました。ここでは、紙面の関係で主な質問及び答弁の一部を掲載します。
なお、一般質問及び議案審議状況等の会議録をご覧になりたい方は、市のホームページ又は夷隅文化会館及び岬公民館の各図書室で閲覧することができます。
(第3回定例会の会議録は12月上旬に公開を予定しています。)
※大原文化センターは改修工事による長期休館のため閲覧できません。
本紙掲載の二次元コードからも会議録検索・閲覧ができます
▽障害者福祉 元吉栄一議員
〔答〕誰もが地域の課題を自分事として受け止め、意識を高めていくことが大切であると考える。
元吉議員:地域共生社会への意識啓発について、市はどのように考えているのか伺いたい。
福祉課長:地域共生社会は、高齢化や人口減少、家族や地域の支え合いの希薄化などの社会構造や人々の暮らしの変化を踏まえ、制度、分野ごとの縦割りや支え手や受け手という関係を超えて、地域住民や様々な団体等が参画し、世代や分野を超えてつながることで、共に地域社会を創っていくことを目指しています。地域共生社会の実現に向けては、誰もが地域の課題を自分事として受け止め、意識を高めていくことが大切であると考えます。
地域共生社会の実現に向けた障害者への支援は、包括的支援の強化として、住み慣れた地域でその人らしい生活を送ることができるよう、福祉課内に設置した障害者の総合相談窓口である基幹相談支援センターを中心に、情報の発信や相談支援体制の充実に努めていきたいと考えます。
▽有機フッ素化合物(通称PFAS・ピーファス) 田井秀明議員
〔答〕水道水については、国の示す暫定目標値以内の検査結果となっている。河川、海水、土壌及び農林水産物については、検査を実施していない。
田井議員:市内の水道水、河川や海の水、土壌、農林水産物から有機フッ素化合物が検出されたことはないか伺いたい。
環境保全課長:水道水については、令和2年度から年2回、東ダム、岬ダム及び大野川の原水の水質検査を実施していますが、全て国の示す暫定目標値以内の検査結果となっています。河川、海水、土壌及び農林水産物については検査を実施していませんので、有機フッ素化合物の検出状況については把握していません。
また、地下水については、県が令和3年度に日在、令和4年度に大原にて各1か所で実施した水質調査において、有機フッ素化合物がそれぞれ検出されましたが、国が定める暫定指針値を下回っており、県のホームページにて公表されています。
なお、市においても7月25日に夷隅、大原、岬地域の各2地点の地下水を選定し実施した水質調査において、有機フッ素化合物がそれぞれ検出されましたが、国が定める暫定指針値を下回っており、検査結果については市のホームページに掲載したところです。
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