■Q and A〔一般質問〕市政をきく
▽指定避難所の運営 峰島正広議員
〔答〕利用環境に合った利便性の高いトイレカーの導入について動向を注視していく。
峰島議員:今後、トイレカー等を導入する考えはないか伺いたい。
危機管理課長:1月に発生した能登半島地震をはじめ、これまでに発生した大規模災害では、不衛生なトイレを利用したくないために水分や食事を控えるなど避難生活における健康面の悪化が問題視されたことから災害時のトイレ対策は重要であります。
現在、市では災害時にトイレの確保を図るために、災害時におけるレンタル機材の提供に関する協定を締結しています。
トイレトレーラーは、災害時には復旧状況に関わりなく日常に近いトイレ環境を提供できる点や、平常時はイベント等でも活用できるメリットがありますが、その一方で、移動に牽引免許が必要となり、長期間の使用による排泄物の処理やメンテナンス面で課題があると言われており、いすみ市も細い路地や狭い道路も多く、被災地への移動に支障がでることも想定されます。
現在、トイレカーについては、軽自動車への車載型タイプやキャンピングカー式など、様々な仕様のものが開発されていることから、導入については、今後のトイレカーの技術進歩を十分見た上で、いずれかの適切な時期に利用環境に合った利便性の高いトイレカーの導入ができることを期待し、その動向を注視していきたいと考えます。
▽屋内スポーツ施設の熱中症対策 浅野照久議員
〔答〕利用者の安全や様々な視点から検討し、国の助成制度拡充について要望していく。
浅野議員:屋内のスポーツ施設にクーラーの設置が必要不可欠であると思いますが、市の考えを伺いたい。
生涯学習課長:市内の屋内スポーツ施設は、小中学校体育館をはじめ、B and G海洋センター、夷隅武道館、岬武道館等がありますが、いずれもクーラー機能を有した施設ではありません。
夏場の運動は、常に熱中症リスクを抱えていることから、屋内スポーツ施設のクーラーの必要性は、適切な温度と湿度を維持し、熱中症事故を防ぎ、安心して活動をすることができる重要なことであると考えます。
市としては、利用者の安全を守るためにも、様々な視点から検討を進めるとともに、利用しやすい環境整備に努めていきます。
また、国によるハード面の助成とソフト面の支援が必要と考えますので、国の助成制度拡充について、市長会や県を通じて、早期に実現するよう要望していきます。
■議会の傍聴について
議会の傍聴は、市役所大原庁舎4階議会事務局で受付を行っています。
▽第4回定例会日程(予定)
12月3日(火)10時 開会 議案の上程
5日(木)10時 一般質問
10日(火)10時 議案審議
11日(水)9時 委員会
12日(木)9時 委員会
20日(金)10時 委員長報告 議案審議 閉会
■編集 議会だより編集委員会
【電話】0470-62-1406
市ホームページアドレス【URL】https://www.city.isumi.lg.jp/
本紙掲載の二次元コードからも、いすみ市議会のホームページを閲覧できます。
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