市では「第4次いすみ市行財政改革大綱」とその具体的な取組事項を掲げた「第4次いすみ市行財政改革実行計画」を策定し、行財政改革に取り組んでいます。主な進捗状況は次のとおりです。
■地域の特性を活かした自治体の実現
□定員適正化、組織・機構の見直し
・令和5年4月1日時点の職員数は定員目標の348人に対し346人となり、定員目標数を下回りました。地方公務員法改正に伴う定年引き上げによる影響も考慮しつつ将来を見据えた採用を図り、良質な市民サービスの提供に努めます。
(各年度4月1日時点)
□デジタル行政の推進
(ICTを活用した事務の効率化)
・令和5年7月よりマイナンバーカードを利用した各種証明書のコンビニ交付サービスを開始しました。今後ともマイナンバーカードの活用をはじめとした、デジタル行政の推進を図ります。
□公共施設等総合管理計画の推進
・夷隅庁舎整備事業について令和5年いすみ市議会第4回定例会で業者との契約締結が承認されました。引き続き計画的に事業を進めていきます。
■持続可能な財政基盤の確立
□健全な財政運営の推進
・将来にわたる市財政の健全な運営や安定した市民サービスの提供のため、財政調整基金への積立を行った結果、令和4年度末で目標の35億円に対して約48億円の基金残高となりました。
□自主財源の確保に向けて
・ふるさと応援寄附金制度を活用し自主財源の確保に努めた結果、令和4年度は約4億3千4百万円の寄附をいただきました。
■市民と協働のまちづくり
□市民への情報発信の充実
・行政区への未加入世帯の増加に伴い、広報紙配布世帯が減少しています。今後、SNS等による情報発信など誰にでもわかりやすいサービスの提供を検討していきます。
□支えあいのまちづくり
・新型コロナウイルス感染症が感染症法上の5類に移行したことに伴い、希薄になった人とのつながりを再認識し、地域を活性化していく必要があります。防災や福祉の観点から誰もが支えあい、安心して暮らせる地域づくりを進めていきます。
今後も「幸せ、安心、健康、住みたいいすみ市の実現」に向け、行財政改革に取り組みますので、ご理解ご協力をお願いします。
問合せ先:大原庁舎(2階)総務課行政改革班
【電話】62-1111
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