今月の表紙は、大原消防署消防士の塚本ひかるさんです。夷隅広域消防には、2名の女性職員がおり、1名は現在育児休暇中です。
塚本さんは、「人のために働きたい」という想いで消防士になる決意をしました。消防士として3年目を迎え、火災現場に駆け付け、第一線で活動しています。現場では、「『ありがとう』、『頑張ってね』と声をかけてくれる方もいるので、大変だけどとてもやりがいのある仕事です。」と笑顔で話してくれました。
もっと活動の幅を広げたいという思いから中型自動車免許を取得し、この3月からは、機関員として業務に携わります。機関員とは、消防車を運転したり、火災の時に消防車を操作して水を送ったりできる人のことです。
将来は、救急救命士の資格を取り、より多くの人を助けたいと考えているそうです。「ケガをした人や具合の悪い人が女性や子どもだった時、女性隊員がいることで少しでも安心感を与えられることがあると思います。より多くの人に寄り添える存在になりたいです。」と今後の抱負を語ってくれました。
「消防士を目指してくれる若い女性がもっと増えてくれるとうれしいです。一緒に地域を守りましょう。」
■消防署からのお知らせ「消防署へ見学に来ませんか?」
普段、間近で見ることができない緊急車両や消防の訓練を見学してみませんか?小さいお子さんに限らず、将来消防職に興味がある方は、ぜひお越しください。どなたでも大歓迎です。
夷隅郡市広域市町村圏事務組合消防本部総務課
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