▽頼れる身寄りのいない高齢者等が安心して生活できる仕組みづくり〔田井秀明議員〕
答:周知活動や相談窓口となる中核機関運営の業務委託を予定している
田井議員:頼れる身寄りのいない高齢者や単身高齢者等への日常生活支援、意思決定の総合的な支援について、市でも積極的に取り組む考えはないか伺いたい。
健康高齢者支援課長:身寄りのいない高齢者等で、日常生活上で意思決定ができない方が安心して生活できる仕組みづくりの一つとして、成年後見制度があります。
この制度は、認知症や障害などにより、判断能力が十分ではない人の預貯金管理や日常生活での様々な契約などを支援していく制度で、家庭裁判所への申し立てにより成年後見人等が選任されます。
市では、成年後見制度の利用支援のために、申し立ての費用及び報酬の助成や代理申し立てを行う成年後見制度利用支援事業を実施しています。
また、成年後見制度の周知活動や相談窓口となる中核機関運営の業務委託を予定しています。業務委託先は、成年後見制度に精通している、いすみ市社会福祉協議会を考えています。
▽大原漁港のトイレの整備〔山口朋子議員〕
答:観光トイレの整備について、千葉県等関係機関と土地の利用や補助金の活用に関する協議を検討している
山口議員:千葉県のトイレ整備事業補助金を活用して整備する考えはないか伺いたい。
水産商工観光課長:千葉県による観光公衆トイレ等の整備を目的とした補助金については、観光地魅力アップ整備事業補助金があり、市町村が事業実施主体となり、整備費が2千万円を超える場合には、補助上限額が750万円の制度と聞いております。
今回、漁港漁場利用に関する法律が、3月に一部改正されたことに伴い、管理者等と協議は必要なものの、漁港の活用について民間事業者を含め用途が拡大されたことから、今後、漁業者以外の利用が進むことも想定されます。大原はだか祭りや港の朝市、また、今後は集客イベント等も多く開催されることから、トイレの規模を含め、清潔で安心して使用できる観光トイレの整備について、県漁港課や県観光政策課等の関係機関と土地の利用や補助金の活用等に関する協議を検討しているところです。
■全国市議会議長会 永年在職議員を表彰
第100回全国市議会議長会定期総会において、2名の議員が永年在職表彰を受賞されました。
※詳しくは本紙をご覧ください。
■議会の傍聴について
議会の傍聴は、市役所大原庁舎4階議会事務局で受付を行っています。
▽第3回定例会日程(予定)
8月27日(火) 10時開会 議案の上程
28日(水) 10時一般質問
9月3日(火) 10時議案審議
4日(水) 9時委員会
5日(木) 9時委員会
9日(月) 9時決算委員会
10日(火) 9時決算委員会
20日(金) 10時委員長報告 議案審議 閉会
編集:議会だより編集委員会
【電話】0470-62-1406
市ホームページアドレス【URL】https://www.city.isumi.lg.jp/
本紙掲載の二次元コードからも、いすみ市議会のホームページを閲覧できます。
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