今年度、いすみ市では、274名が二十歳を迎えます。式典会場で15名の方に「二十歳の抱負」を伺いました。ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。
また、参加者を代表し、鈴木さんが発表された「二十歳の声」の一部を紹介します。
~二十歳の声~
この街で共に過ごした仲間たちと本日を迎えられたことは、この上ない喜びです。この二十年を振り返り、今、私が強く感じるのは、今まで私に出会ってくださった多くの方々への感謝の気持ちです。
小中学校の通学路で、朝早くから交通整理をしてくださった地域の方々の姿は、今でも鮮明に覚えています。
中学校卒業時、新型コロナウイルスの影響を受け、中学校生活が突然終わってしまいました。そのような状況下でも、私たちのために卒業式を行っていただいた先生方に、今改めて感謝しています。
環境が変わり、行先に迷っているなか過ごした高校生活では、そばで支えてくれた両親や家族には、言葉では言い尽くせないほど感謝の気持ちでいっぱいです。
私は現在、千葉県の企業局でインフラ整備に勤めています。能登半島地震のときには破損した水道管の復旧作業や水道水の配布を行い、インフラの重要性とそれを支える仕事の責任の重さを痛感しました。
私が、困っている皆様の力になれるのは、今まで出会った多くの方々への感謝の気持ちがあるからです。
これからは、私たちが支える立場でもありますが、まだまだ未熟で人生の先輩でもある皆様の支えを必要とする場面があると思います。その時はどうか皆様からの変わらぬご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
参加者代表 鈴木司さん(岬町江場土)
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