ふるさとあの日あの時間 The History Vol.92

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高校では文化祭が開催されました。私の勤務した九十九里高校も例外ではありませんでした。文化祭は生徒達の文化部や各クラスの発表の場で沢山の催し物を見ることが出来ました。九十九里高校は、家政科があったことから調理実習室が充実しており、三年のクラスが優先的に使用して食事を提供しました。安価な値ですので食券は飛ぶように売れました。体育館ではブラスバンドの演奏、演劇発表、有志団体のダンス発表等々があります。保護者の団体PTAも生徒の活動に少しでも資金的援助をする目的で、バザーを開催します。屋内では保護者から寄付された品々を格安の値札を付けて販売。通路では会長始め本部役員が「売り子」となって頑張りました。写真は佐瀬友唯(ともただ)会長他古川徹副会長(現、同校後援会副会長)、松浦寛、菊池達也、相坂幸子の皆さんによる販売の様子です。かつてPTA活動を活発化させた鈴木英雄氏が、嬉しそうに見ています。この夏は佐瀬会長の下、本町のふるさとまつり、白子町のいかだのぼり大会への参加で意気軒昂となり、その勢いでバザーの売り上げが六万円となりました。学校に寄付をした後、達成感で祝杯をあげました。当時PTA担当の私としては、懐かしく嬉しい思い出です。
(九十九里町文化財審議会委員　齊藤功)

※写真は本紙をご覧ください。