消費者コーナー

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■消費生活相談から　暮らしのレスキューサービスに関する悪質商法にご注意!
◆事例
夜に自宅マンションのトイレが詰まった。スマホの検索で一番上に表示されたサイトに「料金390円から」との記載があったので修理を依頼した。訪れた業者はポンプ洗浄をしたが改善せず、「便器を外して詰まりを取るので総額55万円になる」と言った。金額に驚いたが、階下の住人に迷惑がかかってはと了承し、詰まりが改善したのでコンビニのATMで現金を引き出して支払った。しかし、翌日知り合いの業者に聞いたら「ありえないほど高額」と言われた。(60代)

◆相談員から
水回りのトラブルは発生原因や必要な作業が一様ではなく、現場の状況によって広告の表示や説明通りの料金で作業できるとは限りません。広告には安い価格が表示されていたにもかかわらず、高額な修理費を請求され、想定外の高額な作業を断りたくても業者に恐怖を感じて我慢したり、後になって不要な作業まで加算されていたことが分かったりするケースが目立ちます。

◆消費者へのアドバイス
▽トラブルの初期対応を調べておきましょう。
水漏れなら自宅配管の元栓を締める、トイレの詰まりならラバーカップを使うなどの応急処置をして、翌朝、落ち着いて修理を依頼しましょう。

▽地域の工務店や管工事協同組合加盟店など、信頼のおける事業者を探しておきましょう。
佐倉市では上下水道の指定業者制を採用しています。上下水道部ホームページをご覧ください。

▽料金・作業内容に納得できない時は契約しない、支払わない。
納得できない作業は、はっきり断りましょう。修理が終わった後でも、請求額に納得できない時は、後日納得した金額で支払う意思があることを示しつつ、その場での支払いは断りましょう。業者の態度などに身の危険を感じたら、警察に連絡しましょう。

※広告表示額と請求額が大きく異なる場合などクーリング・オフできる可能性もあります。困ったときは消費生活センターにご相談ください。

■「消費生活相談員資格」を取得しませんか
消費生活センターでは、消費生活相談員が地域のかたの消費生活に関するさまざまな相談にあたっています。
「消費生活相談員資格」は、消費者安全法に基づく消費生活相談員のための国家資格として2016年に創設されました。
年齢、性別、学歴、実務経験などを問わず、誰でも受験できます。
第1次試験：10月21日(土)
申込期間：6月19日(月)～7月31日(月)(消印有効)

資料請求・問い合わせ：独立行政法人国民生活センター
【電話】03-3443-7855

■消費生活相談
商品やサービスの契約に関するトラブル・消費生活に関する疑問や問い合わせなど、専門の相談員が受け付けています。

【電話】483-4999(消費生活センター)
日時：月～金曜日午前9時～正午、午後1時～4時
※土・日曜日、祝日、年末年始を除く
※6月26日(月)は完全休館