市では、がん治療による外見の変化に悩むかたへの支援(アピアランスケア)と、若年のがん患者のかたが住み慣れた自宅で安心して生活を送るための支援を開始します。
■がん患者アピアランスケア支援事業
がん治療に伴う心理的負担を軽減するとともに、社会参加を促進し、療養生活の質を向上させることを目的に、医療用ウィッグや胸部補整具等の購入またはレンタルに要した費用の一部を助成します。
▽対象となるかた(次の項目全てに該当するかた)
・購入またはレンタル、および申請日時点で、佐倉市に居住し、かつ住民登録のあるかた
・がんと診断され、がん治療を受けている、または、過去に受けたかた
・がん治療に伴う脱毛または乳房の切除により、医療用補整具等が必要なかた
・佐倉市または他の市町村が実施する、がんの治療を受けたかたに対する医療用補整具等の購入またはレンタルに要した費用の助成を受けていないかた
▽申請期限
購入またはレンタルした日の翌日から1年以内
▽助成対象となる補整具、助成金額
(1)医療用ウィッグ等(助成上限3万円)
医療用ウィッグ、装着用ネット、髪付き帽子、医療用帽子
※スタンド等の付属品やケア用品等、助成対象外のものがあります
(2)胸部補整具(助成上限2万円)
補整下着、補整用シリコンパッド、人工ニップル、人工乳房(直接肌に張り付けて使用するもの) 等
※令和5年4月1日以降に、購入またはレンタルに要した費用が対象です
※助成を受けるには申請が必要です。申請は、対象者1人につき、(1)(2)各1回限りです
■若年がん患者在宅療養支援事業
39歳以下のがん患者が、住み慣れた自宅で安心して生活を送ることができるよう、訪問介護、訪問入浴介護、福祉用具の貸与・購入等の在宅療養サービスを対象に、利用料の一部を助成します。
▽対象となるかた(次の項目全てに該当するかた)
・39歳以下で、佐倉市に居住し、かつ住民登録のあるかた
・がん末期患者(医師が一般に認められている医学所見に基づき、回復の見込みがない状態に至ったと判断されるかた)で、在宅生活の支援や介護が必要なかた
・他の制度(「小児慢性特定疾病児童等日常生活用具給付事業」等)によって、同様の支援を受けることができないかた
▽助成対象となるサービス
・訪問介護
・訪問入浴介護
・福祉用具の貸与
・福祉用具の購入
・通院に係るタクシーの運賃
・申請に必要な「医師の意見書作成」に係る費用
▽助成金額
月額上限5万4千円
(1カ月あたりのサービス利用料の基準を6万円とし、9割相当額を助成)
※生活保護受給者は月額上限6万円(10割相当額を助成)
※申請方法などの詳細は、市ホームページをご覧ください。
※二次元コードは、本紙をご覧ください。
問合せ:健康推進課
【電話】312-8228
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