消費者コーナー

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■消費生活相談から
◆公式サイトでチケットを購入したつもりが転売サイトで購入していた!

▽事例
人気バンドのコンサートチケットを購入しようと、バンド名をインターネットで検索し、一番上に表示されたサイトを公式サイトだと思いアクセスした。サイトでコンサートチケットの指定席を2枚、代金4万円をクレジット決済で購入した。
後日バンドの公式サイトを見ていたら「チケット転売仲介サイトで購入しないように」と注意喚起していた。確認すると自分がチケットを購入したのは海外のチケット転売仲介サイトで、購入したチケットが正規のチケット代金より高額だと分かった。(50代　男性)

▽相談員から
消費者がインターネットで興行等のチケットを購入する際に、公式チケット販売サイトと間違えて、海外のチケット転売仲介サイトから購入するケースが目立っています。転売仲介サイトでは「チケットの価格が高額だった」「転売禁止のチケットだと気付かずに購入した」などの理由でキャンセルを申し出ても利用規約によりキャンセルできないケースが多くあります。チケットを購入する際は公式サイトかどうか、チケットの価格や手数料が高額ではないかなど、キャンセルや補償に関するルールを十分に確認してから購入しましょう。

▽消費者へのアドバイス
・チケットを購入する際には公式チケット販売サイトかどうかをよく確かめて購入しましょう。なかでも特定興行入場券(興行主の同意のない有償譲渡を禁止し、その旨が券面に表示される入場券)は興行の入場時に、公式チケット販売サイトからの購入者であることの本人確認が必要な場合もあります。転売チケットを購入した場合には入場時の本人確認により入場できないおそれがあります。
・転売チケットを購入する際には、購入しようとするチケットが、第三者への譲渡や転売が禁止されていないか、入場時の本人確認が必要かなどを確認しましょう。また購入前にキャンセルや補償サービスの内容や条件について確認しましょう。
・困ったときには消費生活センターに相談してください。

■くらしの話題
◆還付金詐欺にご注意を!
電話、メール、SMSによる「還付金の受け取りがされていない」「お金が返ってくるから銀行に行ってほしい」といった連絡はすべて詐欺です!
市では、税金の還付を行う際には、すべて書面でやり取りを行います。

▽実際の市税還付の流れ
(1)市役所から「還付が発生した旨の通知」(名称は「過誤納金等還付通知書」)を封書で送付
(2)同封の「お振込み先口座を記載する用紙」(名称は「過誤納金等振込依頼書」)にご記入いただき、返信用封筒で返送
(3)市役所到着後、約2～3週間で振込
市税の還付金について不審や不安を感じたら、市役所債権管理課【電話】484-6116までお問い合わせください。
・あわせて、国民生活センターの記事(右記)もご覧ください。

■消費生活相談【電話】483-4999(消費生活センター)
日時：月～金曜日午前9時～正午、午後1時～4時
※土・日曜日、祝日、年末年始を除く。8月28日(月)は休館
商品やサービスの契約に関するトラブル・消費生活に関する疑問や問い合わせなど、専門の相談員が受け付けています。

問合せ：消費生活センター(ミレニアムセンター佐倉3階)
【電話】483-4999【FAX】483-8604