医療費控除(またはセルフメディケーション税制の適用)を申告される場合、「医療費控除の明細書」が必要です。領収書では受け付けできませんので、あらかじめ1年間の合計額を計算した明細書を作成して持参してください。
明細書の代わりとして、医療保険者が発行する「医療費通知」(医療費の額を通知する「医療費のお知らせ」などの書類)を利用することも出来ます。
■「医療費控除(またはセルフメディケーション税制)の明細書」とは
本人および本人と生計を一にする配偶者・親族のために支払った医療費や、特定一般用医薬品など(処方薬以外、スイッチOTC医薬品など)の購入費について、次の事項および合計額を記載した明細書です。
※各様式は、国税庁ホームページ(右記)からダウンロードできます
※二次元コードは、本紙をご覧ください。
▽医療費控除の場合
(1)医療を受けたかたの氏名
(2)病院・薬局等支払先の名称
(3)支払った医療費の額
(4)保険などで補てんされる金額
▽セルフメディケーション税制の場合
(1)薬局などの支払先の名称
(2)特定一般用医薬品等の名称
(3)支払った金額
(4)保険などで補てんされる金額
■注意事項
・領収書は、5年間保管してください。(申告時は提出不要ですが、税務署・市役所から後日提示を求めることがあります。)
・「医療費通知」で、申告期間までに通知されない月分の医療費がある場合は、その分の「医療費控除の明細書」を作成し、「医療費通知」と一緒に持参してください。
※セルフメディケーション税制の適用を受ける場合は、明細書に加えて健康の保持増進および疾病予防への取組(特定健康診査、予防接種など)を行ったことを明らかにする書類(検診結果通知や予防接種の領収書など)が必要です
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