2024年も残りわずか。
皆さんにとって今年はどんな年でしたか。
佐倉市は市制施行70周年を迎え、市民の皆さんとさまざまな事業を行いました。
佐倉市の一年を振り返ります。
■県内市町村初となる佐倉市気候変動適応センター設置
気候変動対策を進めるため、佐倉市気候変動適応センターを設置し、佐倉市気候変動対策行動計画を策定。計画に基づき、小・中学校での気候変動に関する出前授業(右写真)などの取り組みを進めています。
※詳しくは、本紙をご覧ください。
問合せ:気候変動対策室(生活環境課内)
【電話】484-6716
■佐倉のさらなる発展のため民間などの事業主体との連携を推進!
持続可能な地域社会を実現するため、それぞれの事業主体の強みを生かした取り組みを進めるための連携を結びました。自治体を取り巻く環境の変化に適応するため、これからも産官学の連携を進めていきます。
・ウエルシア薬局株式会社(地域福祉の推進等に関する連携協定)
・佐倉高校、佐倉西高校、佐倉南高校、佐倉東高校、印旛特別支援学校さくら分校(市内5校の千葉県立高等学校等との包括連携協定)
・千葉県弁護士会(災害時の法律相談等に関する協定)
・株式会社みなも、独立行政法人都市再生機構、千葉市、八千代市(千葉うみさとラインのブランディングに関する連携協定)
・学校法人青山学院(包括連携協定)
・佐倉市キッチンカー露店販売協会(災害時におけるキッチンカーによる物資の提供等に関する協定)
・世紀東急工業株式会社(災害時における建設資材の提供に関する協定)
・ホテル日航成田、潮来市、香取市(成田国際空港を核とした、魅力増進に係る試験的取組に関する覚書)
■佐倉で才能が開花するパリ2024パラリンピックに2人の選手が出場!
今年開催された「パリ2024パラリンピック」には、陸上競技・やり投げに山﨑晃裕選手(写真左)、車いすバドミントンに松本卓巳選手(同右)が出場。
市のブランドメッセージである「佐倉で才能が開花する」を体現している2人が活躍し、市民に勇気を与えてくれました。
問合せ:障害福祉課
【電話】484-4164
■100周年を目指して佐倉市の次世代を担う若い力が輝いた一年に
佐倉市市制施行70周年を記念したさまざまな事業を、若い世代の意見を取り入れながら実施しました。
10月19日には、佐倉ハーモニーホールで「佐倉青春文化祭」を開催しました。これは、2月に連携協定を結んだ市内5つの高等学校等の生徒のアイデアが実現されたものです。市内小中学校、市内5つの高等学校等、全9校18団体、総勢約500人の児童生徒が参加し、吹奏楽や合唱、ダンス、販売会など、日ごろの活動の成果を発表する場として、若いエネルギーが溢れる1日となりました。
10月27日には、佐倉市市制施行70周年記念式典を執り行いました。式典では市政の発展に尽力された112人9団体のかたを表彰するとともに、市内高校生が出演した記念ムービー「未来へ」の上映や市内5つの高等学校等が携わった記念切手、記念弁当の販売、小学生による合唱などが行われ、70周年を盛大にお祝いしました。
■佐倉市に芽吹いた新しい力との出会いに感謝!
佐倉市長 西田 三十五
令和6年は、市制施行70周年記念事業や産官学の連携などを通じて、佐倉市に芽吹いた新しい力が躍動する一年となりました。
記念事業では、「佐倉青春文化祭」や「記念式典」、「佐倉PR大使の委嘱状交付式」を行ったほか、佐倉市ゆかりのパラリンピック選手の活躍が、市民の皆さんに感動を届けてくださいました。
この節目の年を、佐倉市のさらなる飛躍の年と捉え、若者の意見を尊重しながら、70周年のキャッチフレーズである「これからも咲く、佐倉。」に象徴されるまちの実現に向けて、来年も全力で取り組んでまいります。
市民の皆さんが、年末年始を穏やかに迎えられますよう、お祈り申し上げます。
■NEXT
2ページでは、開館30周年を迎えた佐倉市立美術館と、佐倉ゆかりの芸術家を紹介します
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