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自治体の皆さまへ

命を守るために見直そう 災害への備え(2)

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千葉県佐倉市

■自助 災害への備え、本当にできていますか- 自分の命を、自分で守る
自分や家族の身を守るためには、「自分(家族)の命は自分(家族)で守る」という強い意識を持って、備えておくことが重要です。いつ発生するかわからない災害に備え、大切な命を守るために今日から行動しましょう。

▽ローリングストックで上手に備蓄
「ローリングストック」とは、災害時でも使用できる食品(レトルト、缶詰、水など)を少し多めに保存しておき、賞味期限の近いものから使用し、使った分をまた足しておくことで、常に一定量の食品を備蓄する方法です。
災害時のみ使用する「非常食」だけではなく、日常的に使用できるものをバランスよく備えることが大事です。備蓄の目安は家族の人数×3日分ですが、可能であれば1週間分を蓄えておくことが理想です。

▽災害時の持ち出しリスト
以下に挙げたものは最低限準備すべきものです。必要に応じて追加し、災害に備えましょう。
・食料(ローリングストックを活用)
・ヘルメット
・水
・衣類・下着
・軍手
・洗面用具
・雨具
・懐中電灯
・タオル
・携帯ラジオ
・上履き
・救急用品
・歯ブラシ・歯磨き粉
・モバイルバッテリー
・常備薬・おくすり手帳
・マスク

▽備えのかたちは家族それぞれ
暮らしの状況により、必要なものも変わります。避難時を想定した準備をしましょう。
・妊産婦・乳幼児がいる家庭は…
紙おむつやおしりふき、粉ミルクなどを必要に応じて備えましょう。詳細はホームページ(右記)をご覧ください。
※二次元コードは、本紙をご覧ください。

問合せ:母子保健課
【電話】485-6712

・高齢者がいる家庭は…
入れ歯と洗浄剤、老眼鏡など、日常的に使用しているものを備えておきましょう。
災害時に手助けを必要とするかたは、誰に助けてもらうか、避難経路はどうするかなど、事前にしっかり確認しておきましょう。

▽自宅の中の災害対策
地震での負傷原因の30~50%は、自宅内で家具の転倒・落下によるものです。身体への直接的被害がなくても、逃げ道をふさがれる可能性がありますので、以下の点に注意して自宅内を点検しましょう。
・たんす、本棚は壁面に設置して、L字金具や転倒防止器具で固定する
・食器棚などは扉が開かないように器具をつける
・冷蔵庫背部の取っ手にベルトをかけて柱などに固定する
・テレビはできるだけ低い位置に設置し、金具などで固定する
・吊り下げ照明は、ワイヤーやチェーンなどで固定する
・窓ガラスに飛散防止フィルムを貼る
・寝室や子ども部屋(特にベッドや布団のそば)には、できるだけ家具を置かない
・玄関などの出入り口につながる通路には、家具や落下しそうなものを置かない
・たんすや本棚の上など、高い場所に物を置かない。軽い物を上に、重いものを下にしまい、重心を下げる。

▽自宅の耐震化に関する相談会を実施しています
日時:3月23日(土)午前9時30分~午後4時50分
要申し込み・無料
場所:臼井公民館
内容:
(1)耐震に関する相談(個別相談・補助説明)
(2)ブロック塀補助に関する相談
対象:
(1)木造住宅にお住まいの市民のかた
(2)道路に面した部分の危険ブロック塀の除却や、生垣・植栽やフェンスなどへの転換を考えているかた
定員:(1)(2)各10組程度
※相談時間は1組約40分
持ち物:
(1)建築確認通知書や間取り図など、自宅の状況がわかるもの
(2)現在の状況がわかるもの
締切:3月15日(金)

申しこみ・問合せ:建築指導課
【電話】484-6169

▽防災の基本は「自助」です できることを、今日から始めましょう
危機管理課 田中 主査
いざ、「災害への備えをしよう」と思い立っても、まず何をすべきかわからない、というかたも多いと思います。上で紹介した2つの備え以外に、避難所までの経路を確認しておく、電話がつながりにくくなったときの安否確認方法を家族で決めておくなど、少ない費用や負担ですぐに実施できる災害対策から始めてみてはいかがでしょうか。
いまは、インターネットなどを利用して防災に関する情報を簡単に入手できるので、自分と家族の年齢や生活様式に適した災害の備えを探して実践してみるのも良いと思います。
一人ひとりが防災について考える「自助」と、地域の皆さんが集まって考える「共助」の土台があってこそ、市が果たす「公助」の役割が機能します。今日から自分にできることを考えて、災害へ備えましょう。

問合せ:危機管理課
【電話】484-6131

▽「情報を素早く、正確に得る」ことが重要
市内の学校や公園などに、防災行政無線スピーカーを設置しており、災害時には避難情報などの防災情報を発信していますが、災害時には災害や被害状況、避難に関する正確な情報を、いつ、どこにいても得られる手段が必要です。
市では、佐倉市メール配信サービスなど、情報を必要とするかたに届けるための手段を整備し、速やかな情報発信に努めています。ホームページ(右記)から、災害関連情報の入手手段が確認できます。また、こうほう佐倉令和5 年9 月1 日号「防災特集号《保存版》」にもさまざまな情報が掲載されていますので、ぜひご確認いただき、家族で情報を共有してください。
※二次元コードは、本紙をご覧ください。

※こうほう佐倉令和5 年9 月1 日号「防災特集号《保存版》」は、スマートフォンアプリ「カタログポケット」から無料でご覧いただけます。
「カタログポケット」では、こうほう佐倉の過去発行号も読むことができるので、ぜひご利用ください。

※「-」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。

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