令和6年度 佐倉市 予算の概要(1)

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令和6年度の一般会計当初予算の歳入・歳出はそれぞれ552億4300万円で、前年度の6月補正後の予算と比較して、10億7185万円2千円(2.0%)の増加となっています。(令和5年度は統一地方選挙に伴い、政策的な経費を6月補正予算で計上したため、6月補正後の予算と比較しています。)

■令和6年度一般会計　歳入552億4300万円(前年度比　10億7185万2千円増　+2.0%)
歳入の44.6%を占める(1)市税収入は約1億4000万円の増加で、ほぼ横ばいを見込んでいます。(10)県支出金や(12)地方消費税交付金も同様にほぼ横ばいです。
(9)国庫支出金は、前年度に計上した新型コロナウイルス感染症対応に係る交付金や負担金などを今回の当初予算では計上していないことから、約15億4000万円の減少となっている一方、(11)地方交付税は地方財政対策や県の推計などから約8億7000万円の増加を見込んでいます。
(2)繰入金の主なものは、財源の年度間不均衡の調整を目的とした財政調整基金からの繰入金ですが、これが約8億1000万円の増となり、繰入金全体としては約9億6000万円の増加を見込んでいます。
(13)市債は、いわゆる「借金」であり、長期に使用する公共施設の建設や整備の財源とする場合などに、借り入れが認められています。令和6年度は都市計画債が約4割を占めており、ふるさと広場や岩名運動公園の拡張・整備などに充てられる予定です。

◆歳入内訳　(　)内は前年度比
▽自主財源　市が直接調達できる財源
(1)市税　246億6318万円(+0.6%)
(2)繰入金　35億7666万7千円(+36.5%)
(3)諸収入　6億4425万8千円(+1.2%)
(4)使用料及び手数料　5億2697万7千円(+1.5%)
(5)分担金及び負担金　4億2913万円(-0.5%)
(6)財産収入　1億3423万4千円(+28.7%)
(7)寄附金　7505万円(+7.1%)
(8)繰越金　1万円(±0.0%)
自主財源合計　300億4950万6千円(11億4649万円増　+4.0%)

▽依存財源　補助金や市債の発行による借入など
(9)国庫支出金　89億4047万8千円(-14.7%)
(10)県支出金　45億1316万8千円(+0.4%)
(11)地方交付税　43億2200万円(+25.3%)
(12)地方消費税交付金　42億8200万円(+1.0%)
(13)市債　15億5480万円(+26.0%)
(14)地方譲与税　4億4285万8千円(-3.1%)
(15)地方特例交付金　3億8000万円(+131.7%)
(16)法人事業税交付金　2億9700万円(+6.1%)
(17)配当割交付金　1億7700万円(-1.7%)
(18)株式等譲渡所得割交付金　1億4800万円(-3.3%)
(19)環境性能割交付金　7200万円(+1.4%)
(20)ゴルフ場利用税交付金　3500万円(-2.8%)
(21)交通安全対策特別交付金　1718万円(-10.6%)
(22)利子割交付金　1200万円(+9.1%)
(23)自動車取得税交付金　1万円(±0.0%)
依存財源合計　251億9349万4千円(7463万8千円減　-0.3%)