佐倉市在住の2人の選手が、今月28日から開催されるパリ2024パラリンピック日本代表に選出されました。障害があっても諦めず競技に打ち込み、パリで世界の頂点に挑む2人にインタビューしました!
■陸上競技・やり投げ 山崎 晃裕(やまざき あきひろ)選手
1995年12月、埼玉県で生まれる。先天性右手欠損。小学生のころから野球に打ち込み、2014年には身体障害者野球の日本代表として、世界大会で準優勝。
2015年にやり投げに転向し、2021年の東京2020パラリンピックでは7位入賞。2023年の杭州アジアパラ競技大会、今年5月の神戸2024世界パラ陸上でいずれも5位入賞。
F46クラスの現日本記録保持者(61.24m)。
▽挑戦を通して、障害のある子どもたちに道を作りたい
今回のパリ2024パラリンピックは、東京2020パラリンピックに続き、自分にとって2度目のパラリンピックとなります。東京のときにはメダリストとの間に壁を感じましたが、この3年間でメダルを争える実力をつけられたと思っています。
パラリンピックでしっかり結果を残して、山崎晃裕というアスリートの挑戦を多くの人に見てもらいたいです。そして、障害のある子どもたちに目標としてもらえるような存在になりたいです。
■バドミントン 松本 卓巳(まつもと たくみ)選手
1994年3月、佐倉市で生まれる。2017年に仕事中の事故により脊髄を損傷(両下肢機能障害)。リハビリ中に出会った知人の影響を受け、2019年からパラバドミントンを始める。
競技開始から2年で強化指定選手に選ばれ頭角を現すと、2021年5月にスペイン国際大会に初出場し、シングルス・ダブルス共にベスト8。2024年1月のスペイン国際大会ではシングルス3位となり、パリ2024パラリンピック出場権を獲得。
▽支えてくれた人たちのためにも、笑顔でメダルを狙います
初めて大きな大会に出場するので、少し不安もありますが、笑顔で楽しみながらメダルを狙います。怪我をしたからといって、ずっと下を向いていても何も始まらない。多くのかたがたに注目されるパラリンピックに出るからには、自分たちが輝いているところを見ていただきたいです。
佐倉市民として、自分がメダルを獲得できたら嬉しいですし、佐倉のまちも盛り上がると思うので、ぜひ応援してください!
※インタビューの全文は、ホームページをご覧ください!
問合せ:障害福祉課
【電話】484-4164
※「山崎」の「崎」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。
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