『神明大神社神輿附旧部材』が、6月17日付で佐倉市指定有形文化財に指定されました。
神明大神社神輿は、寛文10年(1673)の墨書銘を持ち、市内で現存する神社神輿のうち、制作年代がはっきりするものでは最も古いものです。
江戸初期~中期の神社神輿が現存する佐倉において、すでに市指定有形文化財に指定されている「麻賀多神社神輿」、「六崎区神輿」と共通する形状・意匠が多くみられます。また、県内の神社神輿の中でも古いものであり、同じ市内に近い時代の作例がまとまって現存する例も希少です。
現在も氏子による保存・継承の取組みが積極的に行われており、すでに指定されている2基の神輿と合わせ、城下町佐倉の祭礼文化の様相を把握するうえでも重要な作例です。
この神明大神社神輿は、佐倉の秋祭りで見ることができます。
問合せ:文化課
【電話】484-6192
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