8月1日(木)、岸田文雄首相が、地域経済の実情を把握するため、新町通りの佐倉城下町商店会などを視察しました。
■佐倉城下町商店会
視察した和菓子店・木村屋では、原材料などの物価高騰を価格転嫁する難しさや、職人の後継者不足による技術継承に対する不安などの課題、日本茶販売店・小川園では、「佐倉茶」の歴史やインバウンド客の誘致、海外展開への展望などが話題に上りました。
■夢咲くら館
夢咲くら館では、佐倉東高校の生徒から、施設概要や高校での取り組みなどを説明しました。
調理国際科が作ったクッキーと服飾デザイン科がデザインした弁当包みをお渡しし、歓迎の気持ちを伝えました。
■千成幼稚園
市内の幼保連携型認定こども園・千成幼稚園も視察し、子どもたちとブランコや砂場で触れ合いました。
岸田首相は、「量の拡大ももちろん大事だが、質の向上が大事なことは言うまでもない」と述べ、幼児教育や保育環境の充実に取り組む考えを表明しました。
視察後、岸田首相からは、「地域の資源を生かした観光誘客の取り組みをしっかり支援していかなければない」という言葉がありました。
また、西田市長からは、佐倉市の伝統を生かした町づくりなどについて説明し、佐倉の魅力とともに、これまでの市の取り組みや課題なども伝え、国からの引き続きの支援をお願いしました。
問合せ:佐倉の魅力推進課
【電話】484-6541
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