とれたて!できたて!想いが詰まった自校式給食(2)

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■市内小中学校の栄養士・栄養教諭が選んだ　おうちで作れる!人気給食レシピ
育ちざかりの子どもだけではなく、高齢のかたにも必要なタンパク質などの栄養素が取れる給食メニューを紹介します!
家族で一緒にキッチンに立って、楽しく食育してみませんか?

◆主食　唐揚げごはん
▽材料(4人分)
ごはん…お茶碗4杯分
鶏むね肉…140g
片栗粉…大さじ3
揚げ油…適量
★おろししょうが…小さじ1
★しょうゆ…大さじ2と小さじ1
★砂糖…大さじ2
★みりん…大さじ2
★鶏ガラだし…小さじ1
白いりごま…大さじ1
枝豆…40g

(1)　鶏むね肉をひと口大にカットする
(2)　★を合わせて火にかけ、たれを作る
(3)　(1)の鶏肉に片栗粉をまぶし、中温(およそ170℃)に熱した油で揚げる
(4)　炊飯したご飯に、(2)、(3)と白いりごま、枝豆を混ぜ合わせる

「不動の人気メニュー!
枝豆を加えることで彩りも栄養もGOOD!
少しこってりとしているので、ぜひさっぱりしたものと一緒に召し上がってください!」
臼井中学校　藤ヶ﨑栄養教諭

臼井中学校のある日の給食では、唐揚げごはんと一緒に春雨サラダが提供されていました

◆主菜　油使わず、意外とヘルシー♪　コーンフレークチキン
▽材料(4人分)
鶏もも肉…240g
★酢…小さじ2
★しょうゆ…大さじ1/2
★マヨネーズ…大さじ2
コーンフレーク…24g
パン粉…16g
パルメザンチーズ…大さじ2

(1)　鶏もも肉を4等分にカットする
(2)　★を合わせて、(1)を漬け込む
(3)　粗めに砕いたコーンフレークとパン粉、パルメザンチーズを混ぜて衣を作る
(4)　(2)に(3)を付けて天板に並べ、180℃のオーブンで15分程度焼く

「コーンフレークは、袋などに入れて粗めに砕くことがポイントで、よりサクサクした食感が楽しめます。」
印南小学校　池田　主任栄養士

◆おやつ　フライパンでも作れる!　お麩ラスク
▽材料(4人分)
焼き麩…15g
バター…大さじ1/2
サラダ油…大さじ1/2
グラニュー糖…大さじ1

(1)　バターを耐熱容器に入れてレンジで溶かし、サラダ油と混ぜる
(2)　お麩をボウルに入れて(1)を回しかけ、混ぜる
(3)　グラニュー糖を加えて混ぜる
(4)　オーブンの天板にクッキングシートを敷き、お麩を並べる。ボウルに残ったグラニュー糖を上からかけて、170℃のオーブンで10分程度焼く
(焦げないように注意すれば、フライパンでも可能)

「ひと口サイズの「小町麩」を使うと食べやすいです。お好みでシナモンやココアなどでアレンジしてもOK!」
佐倉小学校　岩田　主任栄養士

・今回紹介したレシピ以外にも、市ホームページでは「家族みんなで作れる学校給食レシピ集」を公開しています。
ご自宅での「食育」にご活用ください→
※二次元コードは、本紙をご覧ください。

■食事を大切にすることは自分を大切にすることに繋がります
間野台小学校　下村　栄養士
中学生時代の部活動で食の重要性を学んだので、子どもたちにもその大切さを伝えたいと考え、栄養士になりました。サプリメントから栄養を取ることもできる時代ですが、特に味覚の形成にとって大切な時期である子どもたちには、いろいろな料理・食材を見て、よく噛んで食べるといった「食の経験」を給食の時間に積んでほしいと思っています。
そのために、自校式という特徴を生かして、地場産の新鮮な野菜や、旬の食材を多く取り入れることを心がけ、苦手なものでも食べたくなる、おいしい給食を提供できるように献立を考えています。食事を大切にすることは、自分を大切にすることに繋がります。子どもたちには、給食を通して栄養を取るのはもちろん、食を好きになってほしいです。
栄養士として、給食でのさまざまな経験を通じて、子どもたちの健やかな成長のお手伝いをしていきたいと思います。

■佐倉の自校式給食で育った子どもたちが未来に貢献してくれることを期待しています!
佐倉市教育委員会　圓城寺　教育長
市では、佐倉の歴史・自然・文化などを学ぶことを、「佐倉学」と呼んでいます。佐倉学では、市民が自らの郷土について理解し、また愛着を持つことを目指しており、佐倉周辺の豊かな自然環境で育った新鮮な地場産物を使い、市にゆかりがある偉人と食とのつながりを学ぶことができる自校式給食は、まさに食分野における「佐倉学」の生きた教材です。
現在、物価高騰が続き、学校給食を取り巻く環境が大きく変化しています。そのような中でも、給食で提供する主食用の米・パンの公費調達や、第3子以降の給食費助成事業などを実施し、子どもたちの「おいしい」を守りながら、佐倉市ならではの給食を提供し、その成長を支援していきます。
温かくおいしい、そして、学べる自校式給食は佐倉市の自慢でもあります。たくさん給食を食べて、心も体も大きく成長した子どもたちが、未来の佐倉市の発展に貢献してくれるものと期待しています!