地域おこし協力隊員、北條将徳さんがSNSで発信した匝瑳市体験をピックアップしてお知らせします。
■みんなが主役のお店を!
ブックカフェandリユースのお店「ぐるり」が本町通り商店街に来年1月オープン予定です。11月下旬から工事が始まり、お店の内装は地域の皆さまのご意見を聞きながら手作業で作り上げています。お手伝いはもちろん、「こうしてほしい」などのお声掛けも募集しています!
この構想のきっかけは、この1年で目の当たりにした「居場所がない」という課題でした。行く当てのない高校生や、子育て中に一息つきたい親御さんなど。追い打ちとなったのが、「多田屋」さんの閉業です。街の文化と歴史の象徴の喪失への皆さんの惜しみの声を聞きました。
課題解決の鍵は「1%」。今よりたった1%多くのお金を地域に落とし、今いる人口の1%の移住者を集めれば、その地域は持続可能になるという研究があります。この店を起点に多様なモノ・人・情報が動き始め、新しいつながりができることで、文化、子育てや教育、社会福祉、地域経済の好循環につながればと思います。
お店のコンセプトは「みんなが主役」。本棚の区画貸しで皆さんの趣味や売り物を展示したり、イベント企画などで、市民の皆さんが自分らしく楽しくいられる仕組みを作ります。
より良いお店になるよう、少額で寄付を募るクラウドファンディングも行います。一緒にこの街を元気にしませんか?よろしくお願いいたします。
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