市民病院トピックス

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◆病気の回復を食事面でサポート　市民病院栄養科の取り組み
国保匝瑳市民病院では、医師や看護師をはじめ、さまざまな専門スタッフが協力し、それぞれの専門分野から、患者に寄り添い、病状に合わせた処置(医療)を行うことで、総合的に治療を行っています。
今月号では、入院患者への食事提供や外来患者への栄養相談など、栄養科スタッフの取り組みを紹介します。

▽入院患者へのサポート
入院患者の食事は、病院内で一人ひとりに合わせて調理しています。入院の原因となった傷病や症状はもちろんのこと、患者の好みやアレルギー、かんだりのみ込んだりする能力など、個々の状態に合わせ治療効果を高める食事を提供しています。
平日のほぼ毎日、栄養士が病室に伺い、食事を無理なく食べられているか声を掛けています。また、入院中でもできるだけ食事の楽しみを実感してもらえるよう、感想の聞き取りも行っています。
退院後に備え、自宅での食事の取り方についても、患者の病状に合わせて、どのようなことに気を付ければ良いか、入院中から相談に乗っています。

▽外来患者や退院患者へのサポート
栄養科では、外来患者への栄養相談も行っています。いわゆる生活習慣病の人が重症化しないように、普段の生活や食事の状況を丁寧に聞き取り、食事面でのアドバイスを行っています。すぐに効果が出るとは限りませんので、無理なく継続できるようなアドバイスを心掛けています。
また、退院患者への栄養相談も継続的に行っています。相談を希望する人は、当院主治医にお申し込みください。

▽利用者の声
夫婦で栄養相談を利用した大木昭三さん・美惠子さん(飯塚)
「病状に合わせてどんなものを食べたらいいか聞くために利用しました。栄養面でのアドバイスの他、食品を柔らかくする調理方法なども教わりました。自分たちだけでは不安だったので、知識のある人のアドバイスはありがたいです。」

問合せ：市民病院
【電話】72-1525