■2024年がスタート
元旦から好天に恵まれ、初日の出を拝みながら今年は幸先の良いスタートが切れたものと思っておりましたが、夕方には石川県で震度7の地震があり、土砂崩れや家屋の倒壊、津波や火災などにより多くの被害が発生しました。犠牲となられました方々、被災された皆さまに謹んでお悔やみとお見舞いを申し上げます。
改めていつ起こるか分からない自然災害に対する備えや危機管理の重要性を感じ、身の引き締まる思いであります。市としましても国・県と連携しながら被災地支援のため職員の派遣や物資の提供を行っております。また、日本赤十字社では被災された方々を支援するため、義援金を受け付けています。今できることとして、市(日本赤十字社千葉県支部匝瑳市地区)でも募金を受け付けておりますのでご協力をお願いいたします。
さて、いよいよ始まった2024年。今年はうるう年でもあり、オリンピックイヤーとなります。多くのアスリートたちはオリンピック出場や、オリンピックでのメダル獲得を最大の目標に新年を迎えたことと思います。新たな抱負を立てて新たなスタートを切るにはアスリートの目標の立て方が参考になります。
例えば、大谷翔平選手が使っていた目標達成シートはご存じの方も多いと思います。高校時代の監督の教えにより作成したこのシートは、9×9の合計81マスの中心に大きな目標(夢)を置き、周囲に細分化した目標を書き込んだものです。シートを作成する際、なるべく具体的に、また少し高い目標を書き込むようにしたと話しています。一つの大きな目標を達成するために必要な要素を細分化し「かなえたいこと」への道のりを確立したそうで、一度に目標達成は難しいですが、そこでより具体性を高めると、目標を見失わずに進めるそうです。皆さまも活用してみてはいかがでしょうか。
国内全体でスポーツの機運が高まりを見せる中、選手の活躍に期待するとともに新たなヒーローの誕生を楽しみにしたいと思います。
匝瑳市長 宮内康幸
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