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2022年度決算を解説!千葉市のお財布(1)

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千葉県千葉市

決算は、市に1年間に入ってきたお金と使ったお金の合計を表したものです。予算と同じように、市議会でチェックを受けています。今年10月に承認された2022年度決算の概要をお知らせします。

■一般会計の内訳
歳入で、市税が予算より増収となったことや、歳出で効率的な予算執行に努めた結果、実質収支(歳入と歳出の差額から翌年度の繰越事業に充てる財源を差し引いた額)は56億円の黒字となりました。

◇歳入
5,299億円
対前年度比207億円(4.1パーセント)増

市税…2,054億円38.8パーセント
公共施設の利用料など…113億円2.1パーセント
国・県の補助金…1,510億円28.5パーセント
借金…595億円11.2パーセント
その他…1,027億円19.4パーセント

◇歳出
5,230億円
対前年度比203億円(4.0パーセント)増

福祉・保健・医療…1,648億円31.5パーセント
教育…722億円13.8パーセント
子育て…721億円13.8パーセント
道路・住宅・街づくり…545億円10.4パーセント
借金返済…511億円9.8パーセント
経済振興・農林水産・観光振興…238億円4.5パーセント
行政・市民活動推進…506億円9.7パーセント
ごみ処理・環境保全…198億円3.8パーセント
消防・救急…106億円2.0パーセント
その他…35億円0.7パーセント

■2022年度決算の特徴と今後の見通し
総合防災拠点の機能を備える新庁舎や、市民生活に不可欠な新清掃工場などの整備を行った結果、市債残高や将来負担比率(将来、市が負担する借金の収入に占める割合)が増加しましたが、実質公債費比率(その年に支払った借金返済額が収入に占める割合)は引き続き低減し、基金借入金残高を着実に削減するなど、令和4年3月に策定した「千葉市中期財政運営方針」を踏まえ、財政の健全性の維持に努めた決算となりました。しかし、依然として基金からの借入残高が多額であることや、今後、1992年の政令指定都市移行の際に整備した施設の更新などにより、財政需要の更なる増加が見込まれます。このような状況においても、安定的かつ継続的に市民サービスを提供していくことができるよう、財政指標への影響を見極めつつ、将来にわたって持続可能な財政構造の確立に取り組んでいきます。

◇市債残高の推移

◇将来負担比率の推移

◇実質公債費比率の推移

問い合わせ:財政課
【電話】245-5077【FAX】245-5535

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