■市長メッセージ(第29号) 神谷 俊一
1126年(大治元年)6月1日に千葉常重が現在の中央区亥鼻付近を本拠地とし「千葉」を名乗ったとされています。これをもって千葉のまちとしての歴史が始まり、2026年(令和8年)6月1日には千葉開府900年を迎えます。11月に市と民間団体などで構成する千葉開府900年記念協議会を設立しましたので、今後、まちの歴史を振り返り、学びを共有しながら未来の豊かな地域社会の実現に向けて、「ひとづくり」と「文化づくり」のための取り組みや記念事業の検討を進めていきます。まず900日前となる12月14日に、子どもたちが工夫を凝らして装飾したカウントダウンボードのお披露目や千葉市消防音楽隊コンサートを市役所1階で開催しますので、ぜひご参加ください〔本紙19面〕。
今年は、物価高騰などにより、市民生活や経済活動に大きな影響があった1年でしたが、市民の皆様のご理解とご尽力により地域行事が4年ぶりに開催されるなど、コロナ前の日常が少しずつ戻ってまいりました。物価高騰対策、生活支援などに注力してきましたが、防災拠点となる新庁舎の完成や、福祉まるごとサポートセンター、新たな市民スポーツ拠点であるYohaSアリーナ〜本能に、感動を。〜の開設、公立夜間中学(市立真砂中学校かがやき分校)の開校そしてJR幕張豊砂駅の開業や幕張駅北口駅前広場の供用開始など、準備してきたことが完成し、歩み始めた年でもありました。これからも、皆様とともに未来に向けて着実に歩みを進めてまいります。師走を迎えて日に日に寒さが増しておりますが、健康に留意されお過ごしください。
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